人気ブログランキング | 話題のタグを見る

月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
『ジャカルタ13爆弾』OAFF2024_a0106409_22060771.jpg
早いもので3月です。
今年も花粉はちゃんとやってきて、
恒例の大阪アジアン映画祭も始まりました。
今年は4本を鑑賞予定です。
オープンニングも行きたかったのですが、
目の前で、あっという間に完売してしまいました。

さて私の1本目は
『ジャカルタ13爆弾』(インドネシア 2023)
初めて見る(多分)インドネシア映画。
しかも昨年の大ヒットアクション大作とのことで楽しみにしていました。
現金輸送車への攻撃を皮切りに
ジャカルタ市内13カ所に爆弾を仕掛けたと宣言する謎のテロ集団と
各方面に精通したプロが揃うテロ対策室との攻防と
民間を巻き込んで社会問題化した金融問題の実態が描かれます。

派手な展開とアクションのエンタメ作品かと想像していましたが、
それだけではなくインドネシアの社会問題を絡め、
ドラマ部分も登場人物もしっかり丁寧な作りで
思った以上に見応えのある骨太な娯楽作品で面白かったです。

一筋縄ではいかないストーリー展開にグイグイ引き込まれました。
過剰でドラマチックな盛り上げが極力抑えられた演出も好みでした。
IT、金融、ビットコインなどの細かいところは
ついていけないところもありましたが、それでも十分楽しめました。
映像も洗練されていましたし、
インドネシア映画も質が高いですね。

『ジャカルタ13爆弾』OAFF2024_a0106409_22060763.jpg
終映後にはアンガ・ドウィマス・サソンコ監督の舞台挨拶がありました。
個性的なファッションの若い監督でした。
今回の作品については
コロナ以降、インドネシアでは悪質な金融会社が多くの問題を引き起こし
社会問題化したことから、その実態も描きたかったとの事でした。
アクション映画が得意な監督、
今後はマーシャルアーツ系アクションも作りたいとの事でした。ぜひ。
『ジャカルタ13爆弾』OAFF2024_a0106409_22060719.jpg
向かって左は司会の宇田川幸洋さん、右は通訳の方。
時間の都合で質疑応答はありませんでした。
今回の席は最前列だったので、映画も見やすく、舞台挨拶もバッチリでした。
『ジャカルタ13爆弾』OAFF2024_a0106409_22060854.jpg
今回の会場、シネリーブル梅田ですが、
4回ロビーが改装され、
黒を基調としたラグジュアリーな雰囲気になっていてビックリでした。
徐々に館内なども改装されていくようです。
そして4月19日からは新生『テアトル梅田』となるそうです。
数少ないミニシアター、頑張ってほしいです。
『ジャカルタ13爆弾』OAFF2024_a0106409_22060864.jpg


# by sugisugi26 | 2024-03-02 23:42 | アジア映画 | Comments(0)
五島列島のかわいいお菓子_a0106409_15210718.jpg
先日、梅田阪急百貨店のデパ地下で
長崎五島列島の食の特集をしていました。
最近同僚になった人が五島列島出身だと言う事もあり、
興味を持っていたところだったので覗いてみました。

五島のさつまいもの冷凍焼き芋や
アゴ(トビウオ)などの魚介出汁を使ったレトルトカレーなどなど
気になるものが色々ありましたが、
目がとまったのは小洒落たパッケージのお菓子。
「はたなか」という和菓子屋さんの商品です。
特に「しまつばき」と言う最中。
あんにモチが入った最中で、皮には椿のデザインが入っています。
個包装・箱・しおり、並んだ様子全てが凝っていて
開けたとたんテンションが上がります。
五島列島のかわいいお菓子_a0106409_15210894.jpg
フタはスリーブタイプで、
気軽な感じがいいですね。
ちょっとしたお土産にぴったり。
箱は中にゲスを入れたり抜いたりする事で、
他のお菓子用と共通に使えるようになっている様です。
五島列島のかわいいお菓子_a0106409_15210913.jpg
TOPの写真で「しまつばき」の横にあるのは
単品買いした「お招きつばきねこ」と
「天晴れバラモンちゃん」と言う、
かわいいキャラクター型のマドレーヌです。
中身はチラシの写真をご参考に。

バラモンちゃんというのは、
子供の成長と立身出世を願って揚げられる「バラモン凧」のキャラだそう。
どちらも食べるのがもったいないくらいかわいいお菓子です。
ちなみに、見た目の可愛さだけでなく、
中身もしっかり、五島灘の塩や五島産椿油を使用しているそうです。
どこの地方も、新しい、センスのある名物作りに力を入れていますね。
五島列島のかわいいお菓子_a0106409_15211051.jpg

# by sugisugi26 | 2024-02-25 16:10 | ジャケ買い | Comments(2)
『燈火(ネオン)は消えず』_a0106409_19182146.jpg
見てから時間が経ってしまいましたが・・・。
久しぶりに香港映画のお話。
年末、シネリーブル梅田で映画を見た時にチラシをもらって知った作品。
シルヴィア・チャンにサイモン・ヤム、
そしてあの香港の街を彩る(彩った?)ネオンをめぐるストーリー。
見るしかないですよね。

シルヴィア演じるメイヒョンと、
サイモン・ヤム演じる元ネオン職人のビル夫婦の絆と、
ネオンが消えゆく香港の街と時代の移ろいに思いを馳せるストーリー。

最愛の夫ビルを亡くしたばかりのメイヒョンは、
娘との関係もうまくいかず失意の中にいましたが
何年も前にネオン職人を廃業したと思っていたビルが、
弟子をとって細々と仕事を受けていたことを知ることになります。
弟子だという、レオと言う青年から
ビルは最後に作りたいと思っていたネオンがあったらしいということを聞き
思い出の街のネオンを巡りながら、
ネオンの作り方を学び、夫のやり残した仕事をやりきる決心します。

作品的には、さすがベテラン俳優2人の演技は安定感があって良かったですが
家族物語としては浅いかなと感じ、そこは残念。
特にメイヒョンと娘の間の溝は深そうだったのにあっさり解決したかに見え、
もう少し丁寧に描いて盛り上げて欲しかったなと感じました。

この作品で、2010年の建築法の改正以来、
安全性などの観点からネオン看板が取り外され始め、
ここ4、5年で一挙に撤去が進み、
なんと全盛期の9割のネオン看板がなくなったと言うことを初めて知りました。
そういう話はぼんやりとは知っていましたが、
今と昔の街の様子が比較されるシーンで、
夜景の様子が全く変わってしまっている事実を目の当たりにして衝撃を受けました。
思わず帰宅して、20年ほど前、
最後に香港を訪れた時の写真を見返してしまいました。

エンディングに数々のネオンを作成したネオン職人が紹介され、
よく知っているネオンも、
技術を持った職人が手がけていたんだと感慨深かったです。
安全や省エネのためと言われると何も言えないのですが、
LEDの光はあまり好きではなくて・・・。
特に画数の多い漢字を表現する香港のネオン看板の迫力は
何ものにも変えがたい魅力があります。

# by sugisugi26 | 2024-02-23 14:48 | 香港映画 | Comments(0)
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214177.jpg
今年も、素敵なパッケージデザインが溢れるバレンタインデーが終了しました。
イオンや阪急百貨店・阪神百貨店のチョコレート売り場を覗きに行きましたが
今年は「缶」入り商品がホント多かったですね。
それも、エンボス加工された凝ったモノも多くて・・・
安くで作れるようになったのでしょうか。
というわけで、購入したモノも全て缶モノとなりました。

まずはメリーチョコレートの
『はじけるキャンディチョコレート』。
昔売ってたはじけるキャンディ『ドンパッチ』ってご存知でしょうか?
口に入れたらパチパチはじける不思議な食感のキャンディですが、
それを彷彿とさせる様なキャンディが練りこまれたカラフルなチョコレートです。
レトロ喫茶をイメージしたチョコだそう。
それぞれの味は箱入りなのですが
アソートは缶入りで、
画像で見た時はそれほど惹かれなかったのですが
実物は予想以上にかわいくて思わず購入してしまいました。
フタにはぷっくりとエンボス加工されたクリームソーダ。
チョコは個人的には微妙でしたが・・・
缶は間違いなくかわいらしいです。

ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214116.jpg
後は、ここ数年、ステキパッケージの多いモロゾフの商品になります。
まずは「まるっとかわいいふるうつ。」のシリーズには驚き。
「どうやって入稿するの?」と思ってしまったこのカタチ。
りんご・もも・いちご・洋なし・オレンジ型の缶に、
それぞれのフルーツを使ったチョコが入っています。
特にリアルだった、りんごを購入。
と言っても写真的リアルではなく、
絵画調のリアルさなのが味があっていいです。
芯の部分も少し立体になっています。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214236.jpg
缶の中にはドライりんごがのった2種類のチョコが5枚。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214246.jpg
こちらもモロゾフ。
ここ数年発売されている人気のブランド『キツネとレモン』。
絵本の様なイラストを生かしたパッケージが乙女心をくすぐります。
紙箱もどれもかわいいのですが、
今年はこちらのぷっくり丸みのある缶にわし摑みされました。
新発売の「白鳥のファンタジア」。
色数を抑えたシンプルなデザイン、フタの繊細な書体などが、
クラシカルな雰囲気を醸し出していて素敵。
1度売り場に行った時は売り切れで、再度足を運びました。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214253.jpg
そして毎年パッケージデザインが更新されている
モロゾフ『TEA BAR』の丸缶。
今年のデザインも3種類でどれも良かったですが、
このカラーは初めてだったので選びました。
毎年、イメージを変えずに
新しくより良くデザインを更新するのは難しいと思いますが
毎年クオリティーを維持されています。
お気に入りです。
この中身も合わせ、税込600円弱というコスパも素晴らしい。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214336.jpg
いよいよ缶や箱を置くスペースが無くなってきました。

# by sugisugi26 | 2024-02-18 00:37 | ジャケ買い | Comments(0)

2024旧正月

2024旧正月_a0106409_23573834.jpg
新年快楽!!
龍年大吉!万事如意!

すでに3日が過ぎましたが・・・
今年も旧正月を迎えました。
明けましておめでとうございます。
2024年も本格スタートです。

旧正月を意識する様になると
気持ち的に2段階かけて新年に移行するので
ちょっと余裕ができる感じです。
とはいえ、さあ、いよいよ腰を上げなければ。

今年の旧正月は連休だったので
久しぶりの友人・頻繁に会う友人、
それぞれと会って喋って食事して、楽しい時間を過ごせました。
いい1年になります様に。

通りかかった神戸の南京町は
通り抜けるのも大変なくらい賑わっていました。
獅子舞をやっていたら見たかったのですが
舞台前を通った時は、演目の合間で何も見られませんでした。残念。

# by sugisugi26 | 2024-02-13 00:13 | 日々つれづれ | Comments(0)