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月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi

『イケフェス2016』でレトロ建築散歩

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うわ〜、もう11月ですね。
しばらく日があいてしまいましたが、映画祭やら何やらイベントの多い秋。
そして秋といえば、大阪の街をあげての建築イベント
『生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪』に行ってきました。
昨年初めて参加して、レトロ建築物好き魂がとても刺激された
ナイスなイベント。
昨年のレポはこちら→その1 その2  その3

船場・中之島エリアを中心に、生活に溶け込んでいる、まさに生きた建築物を
肌で感じて楽しめる二日間です。
今回も昨年とは違う建物をまた楽しんで来ました。
メインは11月5日、6日ですが、
まずは4日夜に開催された、中之島の「大阪市中央公会堂」(1918年建設)の
特別公開に行ってきました。
中のホールをしっかり見学したのはほとんど初めて。
3階の特別室も公開されていました。
毎度写真多めですが、おつきあいよろしく。いざいざ!!
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まずはきらびやかで眩しい、1階の大集会室です。
こちらではよくコンサートや映画上映会などのイベントが催されています。
しばらく客席に座って、素晴らしい空間に浸っていました。
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天井は昭和12年の大修理の際に撤去されたシャンデリアが
創建当時の資料を元に復元されているそうです。
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今回は入られなかった2階席。
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舞台側から客席を眺めてみました。
皆さん思い思いに見学・撮影中。
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廊下や階段の照明が、ホールの豪華さと比べて可愛らしかったです。
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3階にある、創建時のエレベーターです。
稼働はしていませんが当時のムードが伝わってきます。
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3階小集会室の果物のステンドグラス。
創建当初は中食堂として使われていたゆえのモチーフだそう。
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舞踏会ができそうな雰囲気の3階中集会所。
元は大食堂だったそうで、こちらも「たけのこ」や「ロブスター」、
「貝」「カニ」などの食材モチーフの透かし模様の板がはめられていて
この雰囲気の中ではなんともユニークで微笑ましかったです。
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天井の豪華な照明が素敵!
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外から見ると、建物の正面の大きなガラス窓が特徴的な特別室です。
せっかくの場所が写真ぶれぶれですが、雰囲気だけでも。
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天井にはイザナギ・イザナミ、壁にはスサノオのミコトなど
日本の神話世界が描かれています。
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床は国産の大理石。白く見える化石がたくさん入っていました。
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そしてステンドグラスの大きい窓。外の明るい昼間に見たいです。
外に都会の夜景がきらびやかに見えて不思議な光景でした。
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特別室の出口。
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見学は20時30分までしたが、夢中になっている内にすっかり時間オーバー。
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最近は見学の機会も度々あるようです。
今回は『イケフェス本番』の充実の前夜祭となりました。
外観はこれまで何度も撮影しているので今回は中ばかりになってしまいましたが。
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さあ、5日は1日歩きまわります。


by sugisugi26 | 2016-11-07 23:04 | 街歩き | Comments(0)