月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
プロフィールを見る
画像一覧
a0106409_22194805.jpg
ココナッツタルトもりもりの表紙に顔がほころぶ
ananの香港MOOK本が発売中です。
このシリーズ、台湾など何冊か持っていますが
程よい大きさで中身充実お値段お手頃(¥602)と、魅力的です。
ananの過去の香港特集をまとめ、さらに情報をプラスした内容の様です。

今回も常々私もブログなどをチェックしているおなじみの香港通
池上千恵さん甲斐美也子さん小野寺光子さんらが関わっておられ、
安定感ある内容です。
まだちゃんと読み込んでいませんが小野寺さんのイラストコラムは面白そう。
新しいスポットはもちろん、定番のスポットも、やはりいい所はいいと
紹介されているのも嬉しいですね。

行きたかったお店の閉店ニュースを聞いては、悲しい気分になっている
浮き沈みの激しい香港ですが、そろそろ、ホントそろそろ行きたいところです。

甲斐さんのブログによると12月20日発売の「フィガロジャポン2月号」は
香港特集だそう。年末年始はこれで擬似香港旅行決定。


[PR]
# by sugisugi26 | 2017-11-20 23:14 | 気になる本 | Comments(0)

『密偵』

a0106409_15164421.jpg
冷え込んできましたね〜。いよいよ苦手な冬到来。
街は華やいでいますが、あぁ〜憂鬱だ。
でもそんな気分を吹っ飛ばすべく、待ちに待った韓国映画『密偵』を見てきました。
ガンちゃんこと、ソン・ガンホの笑顔と演技を見れば心は温かなのです。
(今回映画の内容上笑顔は少ないですが・・・)
韓国公開から約1年、出演者・監督・ビジュアル・評判で楽しみにしていました。

舞台はここ最近の韓国映画界で多く作品が作られている1920年代の日本統治時代。
独立運動団体が暗躍していたキナ臭い時代。
そんな動きを封じ込めようと躍起になる日本警察と
中国からソウルに爆弾を持ち込み、テロ作戦を目論む独立団体「義烈団」との攻防を
スリリングに描いています。
そんな時代の中でどの様に生き抜くのか、
人の心はどう変わるのかそして変わらないものとは・・・。
派手なアクションや豪華で映画的な場面に心奪われますが
この映画で1番心に響くのは静かで深い人間ドラマです。
監督が語っている様に、単なる「悪者日本人」という映画ではありません。
もっと人間の普遍的な感情や心の葛藤を描いていると感じました。
目を背けたくなる場面もあるにはありますが、あくまで語りすぎず見せすぎずで
ドロドロとした重苦しさはなくしっかり娯楽作品でした。

監督は『クワイエット・ファミリー』や『反則王』『グッド・バッド・ウィアード』で
ガンちゃんと何度も組んでいるキム・ジウン、
出演者は、主演の日本警察で朝鮮人ながら警部となったイ・ジョンチョルをソン・ガンホ、
日本警察が追う、独立団体「義烈団」の隊長キム・ウジンをコン・ユ、
「義烈団」の団長をイ・ビョンホン、女性運動員ヨン・ゲスンをハン・ジミン
イ・ジョンチョルの上司のヒガシ部長を日本の鶴見辰吾が演じています。
それぞれキャラクターがしっかりしていて、見応えがありました。
日本人と朝鮮人、そして日本側の朝鮮人と敵対する朝鮮人、それぞれの裏と表の思惑。
どこまでが本音で、どこからが嘘なのか。
イ・ジョンチョルの心の葛藤と、結局は自分の心に従い、
静かに強く突き進む様子を繊細に人間的に演じるガンちゃんが
とてもカッコ良かったです。

ガンちゃん登場の第一声に鷲掴みされ・・・
a0106409_15165684.jpg
そしてそこからの韓国風家屋の町並みを効果的に使った派手な銃撃戦シーンで
一気に物語に引き込まれました。
時代を感じるファッションや豪華な列車内など
セットもよくできているし(若干女性の着物姿は怪しかったですが・・・)、
全体のビジュアルはスタイリッシュでこの雰囲気に浸るだけでも
大画面で見る価値、十分にアリです。
しかし、特別出演のイ・ビョンホンは少ない出演シーンで
なかなかオイシイところを持って行ってましたね。さすがビョン様。

ポスタービジュアルに関しては韓国版の方が気に入っています。
渋い!
a0106409_15171326.jpg
そしてガンちゃんの、これまた大ヒットした次回作『タクシー運転手〜約束は海を超えて〜』
来年4月21日から日本公開決定しました!うれし〜!!
公開に合わせて来日してくれないですかね〜。
来年のお楽しみができました。

[PR]
# by sugisugi26 | 2017-11-19 22:51 | 韓国映画 | Comments(0)
いつも太っ腹な韓国文化院のイベントが告知されています。
秋の恒例、大阪韓国映画祭、今年は韓国映画界の重鎮『アン・ソンギ特集』。
ゲストにアン・ソンギ氏を迎えてのトークショーもあります。
豪華なゲストも韓国文化院ならではですよね。

11月26日(日)グランフロント大阪北館4Fナレッジシアターにて。
上映作品は『殺戮にいたる山岳』、『祝祭』、『ラジオスター』(上映後トークショー)で
要事前予約で入場無料です。詳細・申し込みは公式サイトにて。

未見の『祝祭』と、何度見ても面白い『ラジオスター』を申し込みました。
アン・ソンギ氏と言えば以前、立命館大学の韓国映画祭(これも毎回豪華ゲスト有りで
好きな映画祭だったのになくなってしまいました)でのトークショーに
行った事がありますが、穏やかな人柄と話しぶりが印象的でした。
長く活動されて苦労も乗り越え頂点を極められた人の話は
重みもあるし説得力があり、かつ面白いです。


[PR]
# by sugisugi26 | 2017-11-04 13:06 | 韓国映画 | Comments(0)
a0106409_11263257.jpg
早くも11月に突入してしまいました。
あぁ・・・今年って何したんだっけ・・・と毎年同じ事を思っては焦るこの時期。
そんな時にこの映画の様に、過去に戻れるチャンスがあればいいのかも。
誰しもあの時ああすれば良かった、とかあんな事言わなければ良かったという思いは
持っているハズ。
台風近づく週末に、外の様子にヒヤヒヤしながら見た1本です。

主演はキム・ユンソク。いわゆるイケメンではありませんが、味があって大好きなんですよね〜。声もいい!
『チェイサー』での善人ではないけれど人間味に溢れた役でぐっと心つかまれ、
『ワンドゥギ』での破天荒だけど優しさの垣間見えるユニークな教師役に惚れました。
役に安心感を与えてくれるうまい俳優さんだと思います。
そのキム・ユンソクが主演の等身大のラブストーリーという事で、期待していました。

キム・ユンソクは医者役で、カンボジアの僻地で医療活動をした際、
現地に一人残り、難病の子供を助けた事で、長老から過去に戻れる薬をもらいます。
自分も病を抱え、残された時間の中、ずっと心を離れない、
30年前に別れる事になった恋人の未来を変えようと、現在と未来を行き来しながら
過去の自分と協力して奮闘するというお話。原作はフランスのベストセラー小説です。

タイムスリップものは、途中でつじつまが合わない部分が出てくると、
そっちが気になって集中できなくなったりするので、不安もありましたが、
十分この映画でもあるんですが、そこは丁寧な人間ドラマに感情移入できる事で
切り抜けたと言いますか、鑑賞中はそこまで気にならず楽しめました。

現在の医者のスヒョンに対しては、けっこう自分勝手じゃないかとは思いますけど、
30年ぶりの恋人を見つめるシーンは感動しました。さすがユンソク。
ピョン・ヨハン演じる若い頃のスヒョンもそれほど違和感なく
(若い頃はイケメンでも年とるとこんな感じになるのねと(笑))。
チェ・ソジンは可愛くてチャーミングな恋人役を好演していました。
突っ込みどころもありますが、笑ってジーンときて優しい気持ちになれる1本でした。

後で知ったのですが、エンディングに流れた優しい曲は
キム・ユンソクとピョン・ヨハン、Wスヒョンの歌でした。




[PR]
# by sugisugi26 | 2017-11-03 12:21 | 韓国映画 | Comments(0)

『IFFJ2017』でインド映画

a0106409_22192613.jpg
ここ数年、秋の恒例となっている
『インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン』ですが
今年も大阪は10/6〜10/27まで、シネ・リーブル梅田で開催中です。
毎度、字幕の不備やらなんやで問題が出たりしている映画祭ですが
近作を一気に日本語字幕で見られるのは(多少難有りだとしても)
ありがたい事です。
少しお得な3回券で、3作品を見てきました。
今回は軽めで楽しめるHAPPYな作品をセレクト。
なので、ぐっと後引く、心に残るほどの作品ではありませんが、
目にも心にも間違いなく楽しめた娯楽作品で、満足しました。

『ハッピーただいま逃走中』
a0106409_22192705.jpg
恋人がいるのに、親の決めた相手との結婚をする事になったハッピーだったが、
結婚式の最中に恋人のグッドゥと示し合わせて駆け落ちする事に。
うまく逃げ出せたと思ったハッピーだったが、たどり着いたところは
まさかの国境を超えたパキスタンの実業家の家。
その家の息子ビラールに見つかり、強制的にインドへ送り返されそうになるが
再びイヤな相手と結婚させられると、助けを求める。
はじめはハッピーを厄介者扱いしていたビラールだが、
見知らぬパキスタンに来ても明るくくじけないハッピーに好感を持ち
グッドゥと結ばれる様に奔走する事に。

ドタバタコメディでしたが、ハチャメチャな部分あり、ほっこりさせられる部分もあり、
登場人物が皆キャラ立ちしていて、いい人ばかり、悪者もどこか間抜けなヤツらで楽しかったです。
主演のダイアナ・ベーンティは今風スレンダーでスタイルが良い女優さんでしたが
ぶっ飛んだとこもあるけど、元気で逆境にも屈しないヒロインのハッピーを
可愛く演じていて良かったです。

『心〜君がくれた歌〜』
a0106409_22192780.jpg
これは以前、インド人主催のイオンシネマでの上映会で英語字幕で見た作品です。
当然私の英語力なんて微々たるモノなんで、待望の字幕鑑賞です。
お気に入りランビール・カプールに、アヌーシュカ・シャルマ、アイシュワリヤー・ラーイ
そしてシャー・ルク・カーンがゲスト出演と、
ヨーロッパを舞台にした豪華な顔合わせで、ビジュアル見るだけでも価値十分!
とにかく絵になるシーンは満載です。
大人のリアルな心情と恋愛模様を描いた作品という事ですが
それほど複雑ではないのに、複雑な様に見せている感じがしました。
それぞれ演技は良かったので見応えはある割に
最後にぐっと来るものがなかったのが少し残念。

今回字幕で見て、細かい部分はああこうだったんだと
思う部分はありましたが、作品の印象としてはあまり差はなかったです。
が、アイシュワリヤー演じる詩人のサバーはセリフの意味が分かって
より魅力的に知的に思えました。
ランビール演じるアヤンはお坊ちゃんなんですが、
魅力的なヒロイン二人と関わることで人間として成長していく物語です。

『バドリナートの花嫁』
a0106409_22192876.jpg
地方都市ジャンシーの実業家の次男バドリーことバドリナートは
保守的な父親に不満を持ちつつも、反抗もできず、
その裕福な環境の中で気ままに過ごしていたが
結婚相手は父が決める前に、自分で決めたいと思っていた。
そんな中で出会った、美しくも自立した考え方を持ったヴァイデーヒーに一目惚れ。
親友や兄の手を借り、あの手この手でアタックするが、
お坊ちゃんパドリーは全く相手にされず。
だがヴァイデーヒーの姉の結婚相手を探す手伝いをすることで
急接近、結婚に漕ぎ付けるも、ヴァイデーヒーは
CAになる夢を諦めきれず結婚当日にバドリーの元を去ってしまう。
面子を潰され激怒した父に言われ、ヴァイデーヒーを追うことになるが・・・。

『スチューデント・オブ・ザ・イヤー』に出ていた2人
ヴァルン・ダワンとアーリヤー・バットが主演。
地方の保守的な環境の中で、女性の幸せは結婚して家に入るだけではないと
立ち上がるヴァイデーヒーと、はじめは理解できなかったバドリーだが
ひたむきに自分の夢を実現しようとしている姿に感化されて
新しい考え方生き方を受け入れて成長していく。
頭は良くないが、素直なバドリーが可愛かったです。
兄夫婦や親友とのエピソードも生きていました。
インドの古い結婚事情を垣間見て複雑な部分もありますが、時代の変化も感じるところでしょうか。

今回の3本、奇しくも、自分の考えを持った自立している魅力的なヒロインと、
彼女たちと関わる中で成長するダメ男子というのが共通していて
今のインドを象徴していたりもするのかなと思いました。
男子を引っ張る、イキのいいヒロイン像が求められているのでしょうか。


[PR]
# by sugisugi26 | 2017-10-23 00:37 | インド映画 | Comments(0)