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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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『お嬢さん』

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パク・チャヌク監督の最新作『お嬢さん』を見てきました。
いや〜艶かしいと言いますか・・・エロかったです。
子供には見せてはなりませぬ。
独特の、高貴な空気さえ漂う美意識でスキなく作り込まれた世界観は
どうにもクセになってしまいます。
悪趣味手前の寸止め・・・(止まってないかも)。
イタいのは苦手ですが、怖いもの見たさでつい。
真面目な作品ですが、思わず笑ってしまうシチュエーションもあり、
それは毎度監督の狙いの様です。

良家のお嬢さまを巡って、騙し騙され、いったい誰がハメられているのか。
見ているうちにどんどん引き込まれていきます。
原作はイギリスの小説家サラ・ウォーターズの『荊の城』。
舞台が日本統治時代の韓国になっています。
主演の二人のヒロインの可憐さと、出演者達の役者魂に拍手。
またまた「韓国映画のスゴさ」を感じてしまいました。
詐欺師役のハ・ジョンウ、少し間抜けで憎めない役で良かったです。

日本語率が高いセリフもポイントです。
そこは見てのお楽しみってことで(笑)。



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# by sugisugi26 | 2017-03-21 23:04 | 韓国映画 | Comments(0)

OAFF『52Hz,I LOVE YOU』

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今年の「大阪アジアン映画祭」も12日で終了しました。
あっという間に過ぎた開催期間。
今年のグランプリは香港の『一念無明』。気になりましたが
重そうで今回は見るのを断念した作品。良かったんですね。
こちらも見たかったけど、気づけば完売になっていた香港・中国の『七月と安生』は
ABC賞だったので、また来年朝日放送で放映されると思うので良かったです。

で、私が最終に見たのは『海角七号』や『セデック・バレ』の
ウェイ・ダーション監督の新作『52Hz,I LOVE YOU』。
愛を歌うハッピーなミュージカル映画で
楽しさ満載、歌も良かったのですが
少しストーリーが弱いと思ってしまった部分が残念でした。

バレンタインの日の、いろんなカップルの愛のカタチや
エピソードを描き、歌で彩っているのですが
あんまり「バレンタインだから・・・愛!愛!」と単純に
盛り上がるのに違和感が・・・。
チョコ祭りと化している日本のバレンタインとの温度差か
はたまた私がすれてしまっているのか。
あと一歩物足りない気がしました。
同性愛カップルは可愛くて好きでしたが。

主要キャストについては、
見た目は地味だけど、歌はうまいな〜と思っていたら
「トーテム」や「宇宙人」、「棉花糖」といった
台湾若手人気バンドのボーカルだそうで、納得。
名前は聞いたことあるという程度だったので
初めて意識してYouTubeで音楽も聴いてみました。
旧正月映画として公開された様なので
そういう意味では、ぴったりな作品だったかもですね。

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# by sugisugi26 | 2017-03-18 23:59 | 台湾映画 | Comments(0)

チロルも台湾

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やっぱり来たか・・・と思ったチロルチョコ「台湾甜品(台湾スイーツ)」。
先週初めの目覚ましテレビで発売のニュースを聞き(ニュースなのか)
その日にコンビニに行ってみたら見つからず、忘れていた週末に見つけました。
パイナップルケーキ味と珍珠奶茶味。まあ、それ風という感じで楽しめます。
パッケージは台湾の伝統花布風で、個装もシンプルですがカワイイです。


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# by sugisugi26 | 2017-03-12 14:38 | アジアな小ネタ | Comments(0)
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毎回アジアン映画祭では、初上映などであまり前情報のない作品も多く、
チケットが発売されてからチラシや公式サイトで作品の詳細を見て、
気になる作品が色々出てくるんですよね。
もう少し早く情報が出ればありがたいのですが・・・。
それでも限られた時間とお財布をやりくりしてコレと決めるのもまた楽しい。
それも作品がアタリならさらに嬉しいって事で、
この作品も解説と予告で気になりまくって、当日券で行ってきました。

インドネシアからマレーシアに赴任した夫についてきた、専業主婦のディアナが
夫の昔からの友人が社長をしている会社に就職する事になり
やる気満々で入社してみたら、社長はとんでもない「おバカ」・・・というか
変人?社員は社長に振り回されまくりながらも、半ば諦めの日々。
そんな中で社長のバカっぷりに呆れつつも奮闘するディアナだったが、ついに我慢も限界に!
と言う、ドタバタオフィスコメディーです。

ポスターでも分かる通り、キャラ立ちしまくりの面々。
とくにハゲでヘンなヒゲで腹の出た社長はキョーレツなインパクトなんですが
なんと演じているレザ・ラハディアンはインドネシアのトップスターだそうで
素顔はかなりのイケメン!よくこんな役を引き受けたなと思いましたが(笑)
この作品で賞もとっているみたいです。

同僚達もマレーシアらしく、中華系やマレー系、インド系と人種もキャラもそれぞれで
面白く、作品全体がカラフルでキッチュなB級テイストなのもツボでした。
かなりイライラさせられる社長にも最後はなんだか少し親しみを感じてしまうのですが
終盤の社長の隠された事実のくだりは、ちょっと唐突で強引過ぎてそこが残念。
どこまでも社長のとんでもなさで貫いて、作品を完結させて欲しかったです。
でも、DVDが出たら欲しくなるくらい気に入った作品でした。続編とかできそうです。
映画より、連続ドラマシリーズの方がハマるかも。


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# by sugisugi26 | 2017-03-11 23:55 | アジア映画 | Comments(0)
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毎年の春のお楽しみ「大阪アジアン映画祭」が今年も開幕しました。
今年は無事開催されるのか・・・といつもドキドキしていますが
今回で12回目。その前身の「韓国映画祭」から行っているので
もうそんなになるのか・・・と時間の流れの速さに愕然としてしまいます。
気をとりなおして・・・と。

久しぶりにオープニングセレモニーに参加です。
前回は確か2010年のジョニー・トー監督『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』の時だったので
ずいぶん久しぶり。その間にオープニングの会場もABCホールから梅田のブルク7に。
ただ、今回は普通の映画館が会場になったことでの弊害もありました。

オープニング上映作品『ミセスK』のホー・ユーハン監督・主演のカラ・ワイさん、
インド映画『隠されていたこと』のビジェイ・ジャヤバル監督、
『恋とさよならとハワイ』の日本人女優3人他が登壇、挨拶し、
「オーサカAsiaスターアワード」を受賞したカラ・ワイさんの
受賞セレモニーもありました。

カラ・ワイさんは、日本ではクララ・ウェイという名で知られ、
香港映画では特にたくさんのカンフー・アクション映画で知られた存在です。
お恥かしながら私は、名前は知っていてもちゃんと認識していなかったのですが、
『インファナル・アフェア』や『捜査官X』などで見て
めちゃめちゃ印象には残っていた女優さんだったんですよね。
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登場したカラ・ワイさんは今57歳とのことですが
スタイルはいいし、とても美しく華やかなオーラがあって
ホントに素敵でした。
今回随分前の席で、映画は見ずらかったですが、
間近にゲストの方々を見ることができてラッキーでした。
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そんな彼女が満身創痍でかっこいいアクションを披露し、
香港・マレーシアでの上映に先駆けて上映されたのが
オープニング上映作品の『ミセスK』です。
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医者の妻として娘を育てながら幸せな日々を送るミセスKだったが
昔マカオでカジノ強盗をした過去を知る者が、彼女と家族に迫る。
穏やかな生活から一転、家族を守るために戦うことになるのだが・・・。
女は強い!という一本。カッコ良かったです。
欲を言うと、あともう少しカラ・ワイさんのアクションを見たかったです。

音楽と言い、エンドタイトルと言い、西部劇を意識した作りでした。
笑えるシーンもあり、独特のセンスも感じました。
共演は台湾のロック歌手ウー・バイ、香港のサイモン・ヤム。
他にマレーシア人俳優も加え、国境を超えた華人パワーですね。
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歳的に身体も限界で、この作品が最後のアクション映画になるとのこと。
残念ですが、すでにアクションのない作品でも、賞をとったり
評価が高いので、これからも活躍されるのでしょうね。
直近では、認知症の女性の役を演じ、前日に香港で賞をもらったとのことでした。
上映後のインタビューではこの足のチラ見せ。きれかったです。
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この後にまだ、映画上映があるとのことで、トークの時間が短くなり残念でした。
短いなら短いで、監督もいるのだからもっと『ミセスK』の
映画の話を聞きたかったと思ったのは私だけじゃないハズ。
ちなみに進行役は雑誌などでおなじみ、映画評論家の宇田川幸洋氏でした。

カラ・ワイさんが以前うつ病で映画から離れている時も、ホー監督は何年も待っててくれて
ようやく一緒に撮った作品『心の魔』は、たくさんの賞を受賞し評価され、
それ以来、ホー監督の事を恩人だと思っているとの事。
とてもいいパートナーの様でした。
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この後の上映はアジアン映画祭の映画でなかったので
もしABCホールでやっていたら、多少の融通はきいたのに・・・と思ってしまいました。
普通の映画館でやると、他の映画のお客さんもいるので
どうしてもお祭り感は薄くなってしまうんですよね〜。そこは寂しいです。
今年はあと2本見る予定です。







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# by sugisugi26 | 2017-03-06 23:36 | アジア映画 | Comments(0)