さらにトーキョーレトロ
寅さんでおなじみ、映画「男はつらいよ」の舞台となった葛飾柴又へ!
映画への思い入れはそれほどないですが、
それでもTV放映ではけっこう見ているし、
あの人情世界は嫌いではないです。
寅さんのキャラクターはかなり好きだったりもします。
柴又駅に着くと、駅前のトランクを持った寅さんの銅像と記念撮影。
直射日光の中、寅さんが持ってるトランクに手を置くと、アチチ!
駅前から帝釈天に続く参道には戦前からの古いお店が並びます。
おだんごに飴におせんべいに川魚料理のお店など・・・。
ホントにあっというまの短い通りですが、
ぎゅっと空気が凝縮されたような味わいある通りです。
こんな小さい通りでロケが行われていたなんて、
さぞや、当時は撮影のたびに大騒ぎだったんでしょうね。
さて、笠 智衆はどこかしらん?と思ってしまう帝釈天。
寅さんの実家のモデルになったと言われる草団子屋「高木屋老舗」。
なつかしい雰囲気の店内に、割烹着に三角巾のおばちゃん達。
みたらしは少し冷めててちょっと残念。
食後に帝釈天を再びぬけて江戸川の堤防に出てみました。
視界がひらけて、西日はきついものの風が心地良かったです。
近くには矢切りの渡しもあるとのこと。
次は京成線、山手線を乗り継ぎ、目白の甘味処「志むら」へ急ぎます。
どうしても食べたかったかき氷「生苺氷」。
フワフワのかき氷に、自家製手作りイチゴジャムのような
甘酸っぱいいちごソースがかかっています。
いちごゴロゴロ、フレッシュでおいし〜!
同じタイプの「あんず」もあるのですがこの日は売り切れ。
水分でタプタプになったお腹をかかえて、
森ビル、展望フロアで開催中の「SKY AQUARIUM」を見に六本木ヒルズへ。
海の生き物とアートの融合ということで、
けっして水族館ではないらしいのですが、色々なカタチで魚たちが展示され、
ザ・トーキョーな夜景も眺めつつ、昼間炎天下で疲れた身体がすっかり
癒されました。
友人とは六本木で別れ、私は東京駅へ。
ギリギリまで遊び過ぎて駅のお土産屋さんはすっかり閉まっていました。
おにぎりを買って、23時26分発の夜行、ムーンライトながら号に乗車。
1本前の通常のながら号は新しい車両なのですが、乗ったのは
臨時列車の為、ひと昔前の特急車両でした。
揺れは大きいし、音も大きいし・・・。
隣の人が熱海で降りたので、席が広く使えてラッキー!
しかし、ほとんど眠れずに5時55分に終点大垣に到着したのでした。