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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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すっかりメインのサラリーマン業で手一杯な毎日ですが
久しぶりにフリーの制作関連のお知らせです。
以前、LINEのスタンプを作っていたのですが、スマホでアカウントを取らないと
パソコンからだけでは売ることができず、
当時ガラケーユーザーだった為お蔵入りしていました。
スマホにして、LINEもちょこっとするようになったので、
思い出してやっと日の目をみることになりました。
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こんなポーズ、あんなポーズの40ポーズ。
パンダ好きさん、雑技団好きさん、いえいえそれ以外の方も
日々のコミュニケーションのアクセントや賑やかしにどーぞ。
LINE STOREにて発売中です。よろしくお願いします!



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# by sugisugi26 | 2017-12-09 18:55 | お知らせ | Comments(0)
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鮮やかなピンクのポスターに惹かれて
大阪中之島にある東洋陶磁美術館での『中国陶磁』展の最終日に行ってきました。
まだまだやってるしと思っていたらいつの間にか最終日。
しかも閉館まで2時間切ってようやく現地、
急ぎ足で美術館入り口に向かっていたら、
中から出てきた年配の女性から声をかけられ、
余っている招待券をいただけたというラッキー!最終もいいことありますね。
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東洋陶磁美術館は派手さはないものの、落ち着きがあって大好きな美術館です。
展示も毎回質がいいものをやっているイメージがあります。
館内からの川が見える景色も気持ち良くてリラックス。

今回は美術品コレクター伊勢彦信氏の中国陶磁コレクションを紹介する国際巡回展で、
パリの国立ギメ東洋美術館で開催された展示の帰国展とのこと。
フラッシュをたかなければ写真撮影もOKとのことで、
気に入った作品を撮影したり、じっくり閉館まで楽しみました。
縁起物が色鮮やかに描かれている作品に心惹かれました。
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東洋陶磁美術館は毎回ポスターデザインも品良く凝っていて素敵なのです。
ちなみに次回からはコレ。
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「ぷっ」と笑ってしまいそうな(ヒョウ柄パンツだし!)、
このユーモラスな人形は唐の時代の墓から出土した胡人俑(こじんよう)と呼ばれる
中央アジアを拠点に活躍した異民族を表した陶製人形だそう。
12/16からです。

美術館を出たら、御堂筋は恒例のライトアップ中でした。
クリスマスですね〜。
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# by sugisugi26 | 2017-12-06 22:07 | アート | Comments(0)
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気持ちがざわざわする12月に入りましたねー。
あっという間に日がたってしまい遅ればせながらですが・・・
先日予告していました、韓国文化院主催の『韓国映画祭』に行ってきました。
会場はいつもの大阪梅田グランフロントのナレッジシアター。
私が参加したのは11月26日(日曜日)のアン・ソンギ特集です。
前日も3本の映画の上映があって、『家族って?』と『国家代表!?』を
見たかったのですが都合が合わず・・・。

上映後にアン・ソンギトークショーがあるということで、
『ラジオスター』は抽選に外れた方もおられたとか。ラッキーでした。
開場時間ギリギリに現地に着きましたが、人いっぱいで熱気感じるロビー。

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この日は午前に1本目『殺戮にいたる山岳』の上映がありましたが
私は2本目から参加。
ずっと見たかった96年の『祝祭』です。
アン・ソンギ演じる作家ジュンソプの母親が亡くなりそうだということで
家族で田舎の村にある実家に戻ることになり、3日間の葬儀からその終わりまでを追いながら
そこに関わる家族・親戚・村人・仕事仲間などの愛憎、本音と建前、表と裏、
人間の色んな感情や、出来事が一人の老女の死をきっかけに、
怒涛のように動き出し、作家の周辺を祭の様に騒がせる様子を描く作品。
韓国の地方の伝統的な葬儀の様子が見られるのも興味深かったです。

痴呆症で散々周りの人間に世話になった母が亡くなった直後の
やれやれという空気が流れ、家族の本音が見えるシーンから、
葬儀への儀式が進む中で一転「なぜ私を置いて〜」などと
泣き叫びだす家族の様子をを見ていると、
これも儀式の様なモノなんだなと感じました。

亡くなった母が静かに眠る周りで、昔その母が面倒を見ていた長男の外で作った
娘がけばけばしい姿で戻って来て一波乱あったり、
作品に母の事を描き、母思いで知られているジュンソプも見えないところでは
その姪に不義理をしていたり、仕事仲間と不倫をしていたりといった黒い部分があったり。
まあとにかく色んな事が起き、この世で生きるという事はなんてややこしく
面倒くさい事が多いのだろうと思ってしまうのですが、
そんな中でもささやかな喜びや楽しみ、美しい物があるのが人生であり、
「生きる」という事で、その終わりを飾る葬儀はまさに「祝祭」だという
深みを感じる作品でした。笑えるシーンもあり、決して重い作品でないのも良かったです。

終映後、今回トークショーに外れた人も多かったとの事で
ご本人の意向で急遽舞台挨拶が行われました。
MCの古家正亨(ふるやまさゆき)さんも登場し、
短時間ながら思いもよらぬアン・ソンギ登場に大盛り上がりでした。
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そして鑑賞2本目は、大好きな作品『ラジオ・スター』。2006年の作品です。
鑑賞は2度目。この作品で主演のアン・ソンギは韓国の映画賞「大鐘賞」で
主演男優賞を受賞しています。
こういう一見軽く楽しめる娯楽作品で賞をとる程の演技を見せてくれるのが
さすがです。演技者としての技量が問われるところだと思います。

過去に歌謡賞も受賞し、スターだったロック歌手チェ・ゴン。
その後は数々の事件で世間を騒がし、今やドサ廻りの様な営業で細々と歌っているが
スター気分が抜けず、ちょこちょこ問題を起こしている崖っぷち歌手。
そんなチェ・ゴンのそばにいて、謝ったり走り回ったり、時に衝突しながらも
今もスターとして親身にフォローしている
マネージャーのミンスを演じるのがアン・ソンギ。
いやいやながら地方の放送局でDJをする事になったチェ・ゴンを
明るく前向きに飄々としながら支えるミンスが魅力的!
いいコンビネーションを見せてくれます。

チェ・ゴンを師匠と慕う、地元ロックバンド「イーストリバー」のメンバーはじめ
脇のキャラもしっかりしてて面白かったです。
肩肘張らず気楽に笑って楽しめて、二人の友情に暖かい気持ちになれる1本です。

この映画、『祝祭』の舞台挨拶で来ていたアン・ソンギ自身も
観客と一緒に鑑賞するという気安さ。貴重な体験でした。
いっぱいみんなが笑うのを聞いて喜んでくれたでしょうか。
終映後はそのまま客席から拍手の中舞台に上がられて、
興奮冷めやらぬままにトークショーに突入しました。
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撮影もOKだったのですが、デジカメを忘れ、スマホでアップを撮ったら
光の加減で顔が飛んでしまったので、遠目の写真ですいません。
向かって右がアン・ソンギ。
インタビューは韓流イベントやラジオ番組でおなじみの古家さん。
なので安心して聞いていられるインタビューでした。

今年活動60周年とのことでこれまでの活動に関する幅広い内容の話が聞け、
約1時間強、みっちり楽しめました。
『ラジオスター』は韓国でも何度かテレビ放映されているのですが
そのたびに評判がいい作品だそうです。
ぐっとくるラストシーンは、アン・ソンギ自身が監督の案に納得できず
何かいいものがないかと思っていた時に、現場で思わずとった行動が、
現場の全員一致で採用されたとの貴重な裏話が聞けました。
その他、以前日本の小栗康平監督の『眠る男』に出た時の話や、
アン・ソンギの活動の歴史がそのまま韓国映画の歴史と重なる部分もあり、
その変遷や、キム・ギドクとの新作の話などが出て、
最後に会場からアン・ソンギへの質問で締めることに。

古家さんが「盛り上がる質問をお願いします」とのことで
年配の女性が質問をしたのですが、いきなり「私を覚えていますか?」と(笑)。
以前京都のイベント時にエレベーターで一緒になり、その頃深刻で重い作品ばかりに
出られていたので「もっと軽くて楽しい作品に出てください」と言ったら
その後にチェ・ジウさんとのラブストーリーに出られて、
あれは私が言ったからではないですか?とのことで、
なかなかの思い込み質問にアン・ソンギも笑顔で、
古家さんも「裏切らない質問ありがとうございます」と会場も大ウケでした。

答えとしては、「そうかもしれない」と言いつつ、
その頃重い作品に多く出ていたのは、それまではその様なメッセージ性の強い映画を
韓国では作ることができなかったので、その様な作品が求められていたからとのこと。
自由に物が言えない時代があったことを実感する言葉が印象に残りました。
今は多様な作品が作れる時代になりましたからね。
柔らかな物腰、丁寧でソフトな語り口がとても心地よかったです。
ずい分前、私も京都の映画祭のトークショーで1度生アン・ソンギを見ていますが
それほど年を取られた印象がなく、若々しかったです。

帰り際にそばを通った人が「お得感すごい」と言っていましたがホントに。
相変わらずの太っ腹イベントで大満足でした。来年も期待しています!
会場には平昌オリンピックの可愛いキャラも来てましたヨ。
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# by sugisugi26 | 2017-12-03 23:47 | 韓国映画 | Comments(0)
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ココナッツタルトもりもりの表紙に顔がほころぶ
ananの香港MOOK本が発売中です。
このシリーズ、台湾など何冊か持っていますが
程よい大きさで中身充実お値段お手頃(¥602)と、魅力的です。
ananの過去の香港特集をまとめ、さらに情報をプラスした内容の様です。

今回も常々私もブログなどをチェックしているおなじみの香港通
池上千恵さん甲斐美也子さん小野寺光子さんらが関わっておられ、
安定感ある内容です。
まだちゃんと読み込んでいませんが小野寺さんのイラストコラムは面白そう。
新しいスポットはもちろん、定番のスポットも、やはりいい所はいいと
紹介されているのも嬉しいですね。

行きたかったお店の閉店ニュースを聞いては、悲しい気分になっている
浮き沈みの激しい香港ですが、そろそろ、ホントそろそろ行きたいところです。

甲斐さんのブログによると12月20日発売の「フィガロジャポン2月号」は
香港特集だそう。年末年始はこれで擬似香港旅行決定。


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# by sugisugi26 | 2017-11-20 23:14 | 気になる本 | Comments(0)

『密偵』

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冷え込んできましたね〜。いよいよ苦手な冬到来。
街は華やいでいますが、あぁ〜憂鬱だ。
でもそんな気分を吹っ飛ばすべく、待ちに待った韓国映画『密偵』を見てきました。
ガンちゃんこと、ソン・ガンホの笑顔と演技を見れば心は温かなのです。
(今回映画の内容上笑顔は少ないですが・・・)
韓国公開から約1年、出演者・監督・ビジュアル・評判で楽しみにしていました。

舞台はここ最近の韓国映画界で多く作品が作られている1920年代の日本統治時代。
独立運動団体が暗躍していたキナ臭い時代。
そんな動きを封じ込めようと躍起になる日本警察と
中国からソウルに爆弾を持ち込み、テロ作戦を目論む独立団体「義烈団」との攻防を
スリリングに描いています。
そんな時代の中でどの様に生き抜くのか、
人の心はどう変わるのかそして変わらないものとは・・・。
派手なアクションや豪華で映画的な場面に心奪われますが
この映画で1番心に響くのは静かで深い人間ドラマです。
監督が語っている様に、単なる「悪者日本人」という映画ではありません。
もっと人間の普遍的な感情や心の葛藤を描いていると感じました。
目を背けたくなる場面もあるにはありますが、あくまで語りすぎず見せすぎずで
ドロドロとした重苦しさはなくしっかり娯楽作品でした。

監督は『クワイエット・ファミリー』や『反則王』『グッド・バッド・ウィアード』で
ガンちゃんと何度も組んでいるキム・ジウン、
出演者は、主演の日本警察で朝鮮人ながら警部となったイ・ジョンチョルをソン・ガンホ、
日本警察が追う、独立団体「義烈団」の隊長キム・ウジンをコン・ユ、
「義烈団」の団長をイ・ビョンホン、女性運動員ヨン・ゲスンをハン・ジミン
イ・ジョンチョルの上司のヒガシ部長を日本の鶴見辰吾が演じています。
それぞれキャラクターがしっかりしていて、見応えがありました。
日本人と朝鮮人、そして日本側の朝鮮人と敵対する朝鮮人、それぞれの裏と表の思惑。
どこまでが本音で、どこからが嘘なのか。
イ・ジョンチョルの心の葛藤と、結局は自分の心に従い、
静かに強く突き進む様子を繊細に人間的に演じるガンちゃんが
とてもカッコ良かったです。

ガンちゃん登場の第一声に鷲掴みされ・・・
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そしてそこからの韓国風家屋の町並みを効果的に使った派手な銃撃戦シーンで
一気に物語に引き込まれました。
時代を感じるファッションや豪華な列車内など
セットもよくできているし(若干女性の着物姿は怪しかったですが・・・)、
全体のビジュアルはスタイリッシュでこの雰囲気に浸るだけでも
大画面で見る価値、十分にアリです。
しかし、特別出演のイ・ビョンホンは少ない出演シーンで
なかなかオイシイところを持って行ってましたね。さすがビョン様。

ポスタービジュアルに関しては韓国版の方が気に入っています。
渋い!
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そしてガンちゃんの、これまた大ヒットした次回作『タクシー運転手〜約束は海を超えて〜』
来年4月21日から日本公開決定しました!うれし〜!!
公開に合わせて来日してくれないですかね〜。
来年のお楽しみができました。

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# by sugisugi26 | 2017-11-19 22:51 | 韓国映画 | Comments(0)