月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
プロフィールを見る
画像一覧

<   2017年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧

山本まもるさんの個展へ

a0106409_21555682.jpg
この3連休は台風に翻弄されましたが、幸い大阪はたいした影響はなく通り過ぎて行きました。
17日は嵐になるかと思い、無理して予定を16日に詰め込んで、
大好きなイラストレーター山本まもるさんの個展に行ってきました。
この度、ボローニャ国際絵本展で入賞され、それに合わせての個展開催だそう。

夙川のギャラリーSHIMAで個展、
そして歩いて30分ほどの大谷美術館でのボローニャ国際絵本原画展と
関西のファンには嬉しいハシゴ鑑賞のチャンスでした。
山本さんのイラストは、ご覧のようなPOPでキュートで
チャッピリ毒も感じるキャラと色彩とレトロ感が魅力。
最近は絵本も出されています。

私が山本さんの作品と出会ったのは数年前。
ロフトで見かけた可愛いポップアップのポストカード。一目惚れ。
でも作者の名前はなかったので詳しい事は分からずそのまま・・・。
その後ネットで見かけた、このトップ画像にある女の子、
「ペロずきんちゃん」とその作者山本まもるさんの事を知り気に入っていたのですが、
あのポストカードの作者と分かったのがこの1年以内。
と思っていたら、毎年見に行っているボローニャ国際絵本展で作品が展示される事を知り、
そして行こうと思っていたこの週末に個展も開催されていてと、縁を感じ馳せ参じました。
a0106409_21560458.jpg
雨の中道に迷いながらもギャラリーSHIMAに行くと、山本まもるさんがいらっしゃいました。
人が少ない時間だったので、お話させていただけラッキーでした。
穏やかでアーティスティックな雰囲気漂っていましたが親しみやすい話ぶり。
1000円で似顔絵を描いていただけるとの事でさっそくお願いしました。
色鉛筆とペンで味のあるタッチで描いていただきました。人前でライブで描ける人に憧れます。
ペロずきんちゃんも入れていただき感激!

出会いのきっかけになったポストカードも売っていたので
その事を話して、「可愛いポストカードですよね」と言ったら
「当時たくさん作り過ぎちゃって、まだ押入れにドンとあります(笑)」との事。
でも今回ボローニャで受賞され、
大谷美術館でも置かれていたので在庫も一気にはける事でしょう。
カラフルで賑やかな展示の中での楽しいひとときでした。トートバッグとポストカードも購入。

その後は大谷美術館でのボローニャ国際絵本原画展で
絵本版のペロずきんちゃんを鑑賞。
イラストに多用されているカラフルなパターンは
東欧デザインから影響だそう。東欧デザインの落ち着いた色合いも
山本さんフィルターを通すとこんなにカラフルに。
a0106409_21561883.jpg




[PR]
by sugisugi26 | 2017-09-18 22:44 | アート | Comments(0)
関西では朝日放送で今日から12月6日(水)まで、
「世界の車窓から」の新シリーズ、
『緑の大地と南国の風 マレー半島縦断2700キロの旅』が始まりました。
タイのバンコクから終点のシンガポールまでのマレー鉄道の旅、
1日数分ですが、好きな番組ですし、楽しみです。
十ン年前の旅を思い出します。

友人とのマレー鉄道2人旅は、マレーシアのバターワースからシンガポールまでで
タイは行かなかったんですけどね。
初めての長期旅行、初めてのマレーシア。
マレー鉄道と聞くたびに、楽しくも懐かしい思い出がよみがえります。
12月までのお楽しみができました。



[PR]
by sugisugi26 | 2017-09-12 23:42 | アジアな日々 | Comments(0)

『ローサは密告された』

a0106409_15004162.jpg
『ダイ・ビューティフル』に引き続きの話題のフィリピン映画
『ローサは密告された』を見てきました。
かなり面白かったです。インパクトのある作品を見たと言う充実感。
久しぶりに「おっ!!」っという感じで、全編目が離せずあっという間の110分でした。
この日は最終日、20時55分からのレイトショー。
見る前に人と会って、アルコールが入り、しかも寝不足・・・
寝たらどうしよと不安でしたが、眠気なんて吹っ飛びました。

ローサというのはマニラのスラム街で小さな商店を営む女性の名前。
夫と4人の子供と暮らしている。
売っているのはお菓子や日用品などわずかな収入にしかならないものだが、
たまに麻薬も売っている。それは近所では暗黙の了解の様なものだったが
ある日突然警察に踏み込まれ、夫婦で麻薬を扱っていた罪で連行されることに。

ローサは罪を認めなかったが、証拠は掴まれており、刑務所に行きたくなかったら
金を払えと要求される。庶民には大金で、それを拒否すると売人を教えろと言われ
仕方なく教えるが、その売人が捕まっても、その売人が払えなかった金額を要求された
子供達が両親の為にお金を集める事になると言うストーリー。

手持ちカメラでの臨場感、ドキュメンタリー感もあって、
人間達も、舞台となる街も生々しく、本当に自分の前で起きている事の様な
錯覚に陥りました。突然のスコール、人々が行き交う熱気のある街、
すっかり腐敗し切った警察官達のやり取りや日常など、
その空気感がすごく伝わってきました。
フィリピンと言う国の一面をしっかり見せつけられた感じでした。

こんな状況で非力で貧しい人間はどうやって暮らしていけるんだろうと思いますが、
そんな中でも、近所の人たちとの繋がりだったり、
家族愛や連体感は信じられるものなんだなとホッとしました。
でもそんな信じていた人から密告されると言う現実もあり、
なんて気が抜けないんだって悲しくなりましたが・・・。
パワーと「自分」をしっかり持っていないと生きていけないですね。

ローサを演じた女優、ジャクリン・ホセはこの作品で、
カンヌ国際映画祭主演女優賞を獲得したそうで、
それも納得の存在感でした。特にラストシーンは印象的。
数々のフィリピンの社会問題をあぶり出す様な作品を撮り続けている
ブリランテ・メンドーサ監督ですが、他の作品も見てみたいです。
映像も「ここ!」と言う部分以外はぼやけていたり、長回しが多様されていたり
独特のスタイルを感じました。


[PR]
by sugisugi26 | 2017-09-10 16:03 | アジア映画 | Comments(0)