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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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初「PLANET+1」

先週金曜日の夜に、初めて、大阪中崎町にある
アート系映画館「PLANET+1」に行って来ました。
中崎町といえば、梅田に近い下町でありながら、
カフェや雑貨店など、若者経営の今どきなお店も点在する場所として
知られていますが、ちゃんと歩いたことはなかったんですよね。
以前、友達が中崎町の町家を改造したギャラリーでグループ展をしてて
それに行ったぐらい。
この映画館もずっと気になってはいたのですが、なかなか行く機会が
ありませんでした。ウワサでは、めちゃ狭くて、試写室のような所だとか。

すっかり辺りも暗くなり、
梅田から歩いて、きらめくネオンの「サウナ大東洋」を横目に中崎町へ。
地下鉄「中崎町」駅近くの熱帯魚屋さんを曲がった通りが
映画館のある通りです。まわりにはお店もけっこうあるし、
またゆっくりと歩きたいところ。
気になってた手作り雑貨屋さんの「jampot」に寄り道。
小さいけどカワイくて暖かい雑貨がたくさあるラブリーなお店でした。
飛行機がついた秒針の、パリな腕時計に心惹かれるが、ガマンガマン。

道路を横切り、映画館のあるパイロットビルへ。
2階が映画館、1階がカフェ「太陽ノ塔」(このネーミング、めっちゃそそります)
なのですがどこに映画館があるの?!って感じのとっても小さなビルでしたが
カフェの横に小さい入り口があり看板が出ていました。
せまい階段を上がっていくと目の前奥にチケットブースがあり、
チケットを買うと、「開場時間までお待ち下さい」と言われたのですが、
思わず「どこで待ってたらいいんでしょ?」って聞いてしまいました。通路か、階段を降りた外で待つようでした。開場したら、スタッフが外まで呼びに来てくれます。

映画館の中は40人入るか入らないかの大きさで、イスもいろいろ。
手作りな感じです。すぐにいっぱいになって、顔見知りの人や常連さんもいるのか
あちらこちらで映画話が・・・。私の横に座ってた女子2人は韓国映画好きなのか、
パク・チャヌク監督作品の話題。あー、私もしゃべりたい!
やっぱり映画好きな人が多いみたいで、好きですね、こんな雰囲気。

a0106409_21572866.jpg今回見に行ったのはコレ!「マレーシア映画祭」の1本「グブラ」。アジアン映画祭の協賛イベントです。アジアン映画祭での「ムクシン」がとても良かったので、
同じヤスミン監督のオーキッド4部作の内の1本を見に来ました。
「ムクシン」はオーキッド10才のころの話ですが、
「グブラ」は、大人になって結婚したオーキッドの話です。
本当はその前の「細い目」を見たかったのですが時間が合わず。

舞台となっているのが都会ということもあり、
「ムクシン」とは雰囲気も印象も違った感じでした。
今回は、オーキッドの話だけでなく、平行してイスラム教聖職者のストーリー
(実は、主となるオーキッドの話より、こちらの方が心にきたんですけど)も
語られたりして、少し散漫だったかも。でも人種・宗教も様々なマレーシアだけど
みんな同じように何らかの不安を抱えながら生きている・・・ということを
描きたかったのかなと思いました。
あいかわらず、オーキッドの両親やお手伝いさんは、魅力的に描かれていました。
前作「細い目」を見てた方がより楽しめたかもしれません。
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# by sugisugi26 | 2007-11-12 22:08 | アジア映画 | Comments(3)
アジアン映画祭2日目。
この日は間あけて2本鑑賞しました。

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●『見知らぬ女からの手紙』中国
監督・主演はシュー・ジンレイ、相手役はチアン・ウェン。
ユダヤ人作家の小説が原作で、舞台を20世紀のウィーンから
30年代の北京に置き換えて映画化した作品です。
主演のシュー・ジンレイがとても良かったです。弱そうに見えて、芯の通った凛とした生き方をするヒロインが素敵。
近所に引っ越して来た遊び人の売れっ子作家に恋し、一生かけて愛する。
できそうでできません。相手はどうであろうと、自分の思いをつらぬくヒロインに、
コレも1つの生き方か・・・と、前日の「約束」と同じく
「女の強さ」を見たのでした。美しいけど、哀しいお話。
相手役のチアン・ウェンも遊び人なんだけど人が良さげで
憎みきれないプレーボーイをうまく演じていました。
映画の中に出てくる、裕福な暮らしをする作家の屋敷のシノアなインテリアや、
当時の女性達の衣装など、美しくてうっとりでした。

●『ヒーリングハート』香港
主演はトニー・レオンとミシェルリー。
トニー人気か、前売りを買った時にはすでに最後列しか残ってなく、
結局前売りで完売し、1番人気の作品のようでした。
が、作品としてはちょっと残念な感じ。香港版「ER」とのことでしたが、
中途半端というか、病院という、命を扱う現場での
人間ドラマというのを期待してたのですが、芯になるラブストーリーも
イマイチ入り込めなかったし、色々なことがからんでるっぽいのに、未消化いうか、「結局アレは何やったの?」というような説明不足なことも多くて、
感情移入もできず、何だか満たされぬ間に終わってしまいました。
「花様年華」と同じ年に作られた作品ということで、
トニーはさすがに若々しかったです
(先日の「傷だらけの男たち」が少し疲れた感じがしてたんで・・・)。
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# by sugisugi26 | 2007-11-11 23:47 | アジア映画 | Comments(0)
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大阪アジアン映画祭に行って来ました。
今年はそごう劇場に場所が移って
少し規模が縮小された感じでしたが、
よりバラエティに富んだアジア映画が楽しめました。

11月3日に3本、4日に2本鑑賞。
5日以降も上映があって見たい映画もありましたが
平日なので残念ながら断念。

●『ムクシン』マレーシア
今回1番の拾いモノといいますか、予想以上に良かった作品です。
初のマレーシア映画。
監督はヤスミン・アハマドという女性監督で、舞台挨拶もされました。
監督の自伝的物語だそうで、オーキッドという女の子を主役に
4部作を作られています。
『ムクシン』は一番若い、10才のオーキッドを描いた映画です。
オーキッドが学校の休みの間に知り合ったムクシンという男の子との
少しせつない、でも素敵な「初恋の思い出」。
友情から、愛情への心の変化にとまどう2人。
マレーシアの美しい自然をバックに、子供から大人への過渡期の瑞々しさが
うまく表現されてて、とてもさわやかで心暖まる印象を持ちました。
主演2人はもちろん、オーキッドの両親やお手伝いさんなど、
他の登場人物も魅力的でした。ホントにこんな少女時代を送ってはったなら
とてもうらやまし〜!と思えるのでした。

●『花影』日本
見るつもりはなかったのですが、友人が当たった
招待券をおすそわけしてもらいました。Mちゃん感謝!
主演は山本未來と韓国のキム・レウォン。
日本映画なのですが、舞台は日本から韓国釜山へ。
その釜山でキム・レウォン登場となるわけです。
桜の季節の釜山と、韓国の人達の人情にホロリときました。
山本未來は自然な演技で、映画の中で話す韓国語が
すごく流暢なのにびっくり!
上映後の舞台挨拶でその点をきかれて、「3週間」でマスターしたと答えてました。
会場前方の席はキム・レウォンファンの熱気でただならぬ雰囲気でした。
来年春公開予定。

●『約束』韓国a0106409_23163546.jpg
大好きな俳優チャ・スンウォン主演のラブストーリー。
韓国ではあまり当らず、本人も落ち込んでいたとのことですが、
原題「国境の南側」が表わす通り、北朝鮮をあつかっているので、
やはり、現地ではデリケートで難しいテーマなのでしょうね。
そんなこんなで、あまり期待はしていなかったのですが、
これがなかなかぐっとくるいいお話で良かったです。
シリアスな話かと思いきや、所々、ほんわかした笑いもあり、
そして涙あり。北朝鮮で将来を誓った恋人達の運命のすれ違い。
優柔不断で過去を引きずる男性に対して、
過去は封印し割り切って未来を切り開く女性の清さに胸を打たれます!
「ひまわり」のソフィアローレンとだぶりました。
一般公開12月1日〜
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# by sugisugi26 | 2007-11-08 23:26 | アジア映画 | Comments(0)
映画の日、ホントに久しぶりに九条のシネ・ヌーヴォーへ。
固めだったシートが新しくなって、少しソフトになってました。
庶民的な商店街にある映画館ですが、
一歩中へ入ると、独特なマニアックな空気が流れる空間。
かと言って近寄り難いというのではなく、
いい映画なら中心部から外れたこんな場所でも
わざわざ足を運んで見に来るという真の映画好き、
または映画に何かを学びに来てる人が多いような気がします。
この日も「ミリキタニの猫」上映中席ひとつ空けた横にいた人は、
ふと気付くと暗闇で映像を見ながら何やらノートに書き込み。
取材かな?と思ったんですが、客電がついて見てみたら、
その周辺の3人がノート片手に鑑賞してはりました。映像関係の学生?

a0106409_0182016.jpg「ミリキタニの猫」は雑誌で知って、興味がわき見たいと思ってました。
ニューヨーク・ソーホーで絵を描きながら路上生活を送っていた
当時80才の日系人ジミー・ミリキタニ氏を追ったドキュメンタリーです。
監督はソーホーに住む女性映像作家リンダ・ハッテンドーフ。
彼女が近所にいるミリキタニ氏から絵を買ったのをきっかけに
映像を撮りはじめ、同時多発テロが起こった2001年9月11日に
監督がミリキタニ氏を家に招き入れたところから、ドラマチックな
展開を見せていきます。

ミリキタニ氏はアメリカで生まれ、戦争前まではお母さんの地元広島で住み
再びアメリカで創作活動をしようと戻って来たところで、
第二次世界対戦中は日系人強制収容所に入れられ、
市民権を放棄し、その後、転々としながらソーホーでの路上生活を送るまでの過去、
そしてアメリカの世話にはならない!と社会保障も受けず、黙々と素晴らしい作品を
描き続ける画家としての凄さ。それ以上に、監督との出会いをきっかけに
ミリキタニ氏の人生がガラリと劇的に展開し、
自身も大きな変化をとげるその様子がドラマチックで、素晴らしくて、
すごくて、とにかく感動しました。涙・涙・・・。
アメリカという国に対しても色んな思いを持ちました。
一筋縄ではいかない、なかなかにオモロイじいちゃんでした。
各国の映画祭で受賞多数というのも納得の作品。

そして、久々のカンフーアクションを期待した
「ローグアサシン」を見て来ました。
主演はジェット・リーと、ジェイソン・ステイサム。
日本から石橋凌や、ケイン・コスギも出てます。
同行の友人によると、「トランス・ポーター」でのジェイソン・ステイサムは
かなりカッコ良かったそうで、そんな2人の共演に期待してたのですが、
なんだか期待はずれの締まらない話にちょっとガッカリ。
せめて、アクションでは満足させてほしかったのに、
華麗なジェット・リーの跳躍もおがめず、欲求不満で終わってしまいました。
そんなこんなで、その後の晩ご飯ではあーだこーだと、
お酒も進む・・・じゃなく、食も進む!それはそれで楽しいのです。
そしてさらに2人で一致したのは、チャイナマフィアのボス役で久々登場の
ジョン・ローンはやはりジョン・ローンで、品があったねということ。
あ〜、「イヤーオブザドラゴン」のミッキー・ロークとジョン・ローンの
カッコ良さったらなかったよね〜と、こないだ「アレックス・ライダー」なる
映画の予告で見た、すっかり崩れたミッキー・ロークの話に続いたのでした。
あ〜しかし、面白いカンフーアクション映画でスッキリしたい!!
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# by sugisugi26 | 2007-11-03 01:31 | その他映画 | Comments(2)
昨日から始まっていますが、
大阪心斎橋アメリカ村にありますスタンダ−ドブックストア内の
カフェ展示エリアで展開中のDTP展にsugi名義で参加しています。

オリジナルデザインのタンブラーがかなりな数(100近く?)
並んでいるそうなので、見つけられるかどうか・・・。
ホームページを見ていただいた方なら分かるお馴染みのネタです。
私もデータ提出して、完成品は見てないんですよね〜。
どうなっているんだかかなりドキドキです。

11月いっぱいやっておりますので、
お近くを通りかかる際にはぜひ一度覗いてみて下さい。
お店も、カフェ・雑貨・書店が一緒になったお店で
喧噪のアメリカ村で、ホッと一息つける空間です。
私は書店エリアで何度か沈没しそうになりました。
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# by sugisugi26 | 2007-11-02 11:57 | お知らせ | Comments(4)