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月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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『芳華』

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気になっていた中国映画『芳華』がようやく一般公開になったので
見に行ってきました。
文化大革命〜中越戦争と言う中国激動の70年代後半に
軍の歌舞団「文芸工作団」で青春時代を送った若者たちの
輝いた時代とその後を描いた作品です。
文化大革命がテーマと言うと、
弾圧や粛清を受けた側からの辛い現実を描くものが多く
聞いただけで重い気持ちになってしまうのですが、
『芳華』はまた違った方面からその時代を描いた映画です。

踊りや歌・楽器の演奏に秀でた者が所属し、軍の駐屯地や劇場で
軍の活動を鼓舞する「文工団=文芸工作団」。
厳しい競争を勝ち抜き、入ることが許された芸能エリート。
若者達が厳しい規律の中、自分たちの才能や技術で
国や軍の為に尽くすことを目的に集団生活をしているものの、
そこは多感な年頃の男女。
普通の学校のように、楽しい団員同士のふれあいや
いじめ、確執もあったりする。

物語はそんな「文工団」に、17歳のシャオピンが入団するところから始まり、
そこから同じく元同室だったスイツが過去を語る形で進んでいきます。
中心になるのはシャオピン・スイツ・善良な模範男子団員のリウ・フォン。
女子団員はみんな美しく、踊る姿も可憐で輝いているし、
厳しい時代の中でも良く生きようと努力している姿は眩しく見えるのですが
皆、純粋に国や軍を信じて、個を犠牲にしながらも熱く生きる部分は
その時代が行き着く先を知っている現代の私たちから見ると
切なく、やるせなくもあり、心に響くものがありました。

ベトナムとの戦争、中越戦争のシーンは、迫力がありすぎてリアルで
本当に凄まじかったです。こんな中に飛び込んでいく若者達が悲惨で。
輝く青春の日々のすぐそばには悲惨な現実があり、
だからこそ明るい未来を夢見ていた日々が、より美しく見えるのかもしれません。
シャオピンやリウ・フォンの様な善良で誠実な人が報われる世界であってほしいです。

監督のフォン・シャオガンと原作のゲリン・ヤンも、文工団に所属していたそうで
その実体験と思い出が再現されているそうです。
とても見応えがありました。
スイツを演じたチョン・チューシーがとても可愛く、
リウ・フォンを演じたホアン・シュエンも役に合っててすごく良かったです。

久しぶりにパンフを買いましたが、
こんな感じの製本されていないカードタイプでした。
きれいな写真が充実してて、飾れるって事なんでしょうが、
バラバラになってちょっと見づらい・・・。
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# by sugisugi26 | 2019-05-17 11:51 | 中国映画 | Comments(0)
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毎年恒例、コスメメーカー「株式会社クラブコスメチックス」
文化資料室での展示を見に行ってきました。

そう広くはない展示スペースですが、
毎回貴重な自社資料がその時々のテーマで丁寧に展示されていて、
時代を超えて気持ちをトリップさせる事ができる、年に1度の貴重な機会。
会場の落ち着いていた雰囲気もいいです。

今年は『昭和メイクの移ろい』と題して、
明治時代にそれまでの和化粧と呼ばれるものに、
西洋の化粧法や化粧品が取り入れられ、進化してきた化粧法が
昭和に入り格段の進歩を遂げた様子を、
当時の広告や、冊子、商品パッケージなどで見せてくれます。
元々は白粉でのメイクが、ファンデーションが出てきて進化したんですね。

戦中戦後の物資や原料不足により、ビンを陶器にしたり
何度もリサイクルされて黒くなったガラスで作られたパッケージは
戦前の商品の華やかさは見る影もなく、見てて切なくなりました。
平和のありがたさ、大切さも実感。

今回も来ていたDMを持参したら、ブックレットに加え、
これまでの展示ビジュアルのステッカーや
昔の美しいパッケージデザインを生かしたミラーをいただけました。
また来年に期待です。
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# by sugisugi26 | 2019-05-13 10:38 | イベント | Comments(0)
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あべのハルカスでのアジアンな催事に行ってきました。
台湾を中心としたアジアな夜市メニューが食べられるということで
現地のお店も多数出店との事。
ハルカスの催事スペースはそれほど広くはないので、
この日は土曜日の午後でランチタイムを過ぎていたにもかかわらず
たくさんの人でごった返していました。

食べ物は、現地屋台エリアと国内のショップエリアに分かれていて、
現地屋台エリアは共通窓口で希望のフードを一度に注文、清算して、
そのフードのチケットをもらって、
それぞれのお店で商品を受け取るシステム。
これは日本語が分からない現地の店員さんにに対応する為だそうです。
こんなチラシにオーダーを書き込みします。
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1時間待ちとの事でしたが、せっかくなので並びました。
並んでいる最中に「ルーロファンが販売ストップ!」や
「タピオカティー販売再開!」などの声がかかり、状況は変わります。
今回は「炒めビーフン」「客家風ちまき」「海鮮オムレツ」「魚団子スープ」を
オーダーしましたが、「海鮮オムレツ」が値段の割に貧弱で残念。
少々ならありがちですが、ちょっとイメージと違いすぎたかも・・・。
その辺りの、クオリティの維持が課題でしょうか。

その後、こちらも行列だったタイ料理屋さん『クンテープ』で
「ガパオ&パッタイセット」をオーダー。
やはり国内のお店の商品の方が安定感ありました。
他にシンガポールラクサなどにも気がいきつつも
お腹満足で会場を後にしました。

なかなか旅にも出られない私は
なんちゃってアジア屋台気分で楽しかったですが
メインのローカル屋台は改良の余地ありだなと感じました。
アイデアは面白いし、システムもいいし、
パワーアップしてまた開催されればな〜と思いました。

# by sugisugi26 | 2019-05-12 22:54 | アジアなイベント | Comments(0)
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世間では、新しい時代も幕開けして10連休も終了、
通常の生活に戻りつつある感じですが、
ワケありの私は、まだしばらくのバケーション・・・。

今回のGWは、滋賀の実家に長め滞在。
ネット環境から離れ、街の中心部からも離れ、
ほぼ家の周辺でまったりと過ごしていました。
母と話したりTV見たり、掃除や草刈りの勤労奉仕に
近所の田んぼ道を歩くのが定番散歩コース。
上手に鳴けるようになった鶯の澄んだ鳴き声に癒されました。
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さて、そんな実家生活の今回のお伴は、沢野ひとしさんの『中国銀河鉄道の旅』。
先日の静岡への旅にも持参したのですが、まだまだ読みきれていなかったので
今回もバッグに入れて行きました。
旅本と言えば最近購入した本はガイドの様なものばかりで、
紀行本は久しぶりかも。しかも中国の。
最近の中国の日本に対するニュースとか見ていると、
ちょっと気持ちが離れたりしていたのですが、この本を読んで、
以前中国に行った時の記憶や、行ってみたいと言う気持ちが蘇りました。

著者の沢野ひとしさんは、『本の雑誌』の表紙や挿絵、
元々は椎名誠さんとのコンビで知られているヘタウマなイラストレーターさん・・・
というくらいの認識でしかなく、あまりよく知らなかったのですが
文章も書かれてるんですね。
60歳をすぎて中国によく出かけられる様になったとの事。
中国関連のお仕事もされている様です。

味のある沢野さんの挿絵と相まって、
ユニークな視点や、時に軽い自虐ネタも入る文章も
嫌味がなくて心地良く、旅の面白さが伝わってきます。
久しぶりに楽しい旅本を読んだなという感想。
沢野さんが旅で出会い「キタキツネ(雰囲気から命名)」と言う名前で出てくる
中国人女性との話が面白かったです。
どういう間柄だったのかと想像してみたり・・・。
情報てんこ盛りのガイド的な旅本が溢れる昨今、
想いを巡らす余白のある紀行文もいいなと思いました。

GW前半はあまりお天気に恵まれませんでしたが
後半はカラリと晴れて気持ち良かったですね。
最近あまり見ない蓮華畑を見つけました。
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# by sugisugi26 | 2019-05-08 17:22 | 気になる本 | Comments(0)
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夏を感じる日差しの中、行きたかった天満橋の雑貨屋さん
『夜長堂 天満橋』にようやく行ってきました。
平成も終わる今、昭和なノスタルジック漂う作品や活動で知られる
夜長堂さん・COCHAE(コチャエ)さん・犬ん子さんの紙物などが
一堂に会するお店を開店。
お三方それぞれ好きなので、こんな贅沢なイベントはありません。
23日で終了しましたが、その1日前に駆け込みました。

場所は天満橋の大川を挟んだ北側にある雑居ビルの2階。
ノスタルジックでレトロな、心地いい雰囲気のお店です。
夜長堂さんがいらっしゃって、色々商品の説明をしていただき
「ゆっくり見ていってくださいね〜」とのお言葉に甘えて
小さいスペースでしたがのんびりさせていただきました。
先日京都での「紙、布博」で買わなかった犬ん子さんの
派手派手な縁起物手ぬぐい(壁に貼ってあるのがそれ)が欲しかったのですが
残念ながら売り切れとのこと。あぁ〜・・・。
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持っているだけで楽しくなる様な縁起物的商品がたくさんあって
心ときめきました。縁起物大好き!
COCHAEさんのぽち袋に、犬ん子さんのポストカードや
『こけしのけいこ』というミニ絵本をゲットしました。
せつない「けいこ」でした。
上段右側の富士山風の紙物は
「かぶって自撮りしたり、私が撮らせてもらってもいいので使ってください!」
とのことでした。
可愛いー!めでたいー!おもろいー!
やっぱり犬ん子さんのイラストはステキ。
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そんなこんなで楽しいひとときでございました。
イベント以外でもまた行かせていただきます。

# by sugisugi26 | 2019-04-24 12:37 | イベント | Comments(0)