2013年初回の映画塾『ザ・ベストテン』
今年初の『日曜日には鼠を殺せ』に行って来ました。
今回はお客さんが多くて50人くらい入ってたそう。
小さなブックカフェ、
これ以上人が増えたらどうなるんでしょう。酸欠必至か。
いつもの新作トークに続き、
2部の特集は、今は亡き情報誌『プレイガイドジャーナル』の
映画担当をされていて、私も見ていたよみうりTVの
深夜の映画プログラム『シネマダイスキ』の解説もされていた
映画評論家の春岡勇二さんをゲストに迎えての
2012年の映画を総括する
『The Best&Worst Mouvies of2012 』。
1部で出演のhimeさんも加わり3人での
2012年の映画談義・・・というか放談(笑)。
いや~、これがホント面白かったです。
あっという間に予定を超えた7時過ぎとなり、
春岡さんは、「こんな感じで良かったのかな~」と
申し訳なさそうに言われていましたが、
映画の批評はもちろん、
雑誌のカラーを頭に入れながらのベスト10の
つけ方や、苦労、雑誌「○ネマ旬報」での
年間ベストテンの裏側とか、
映画ライターさんならではのエピソードが聞けたり、
新年一発目にふさわしい楽しい内容でした。
批評についても、いい批評がいい映画人を育てる事にも
なるんだなと思ったり、プロの仕事をかいま見ました。
見ていなかった日本映画『ふがいない僕は空を見た』
『愛と誠』は絶対見なきゃと思いました。
そして今回は、イベントが終わった後の新年会に
参加させていただきさらに余韻を楽しむ事に。
映画好きな方達とおしゃべりできました。
皆さんたくさん見てらっしゃるのね〜。
ミルクマンさんと春岡さんは引き続き
映画の濃いお話の続きをされていました。
いつも何かの集まりがあったら
最後は2人だけになって朝までってことが
よくあるそうで・・・。
本当に映画がお好きなのですね〜。
少しミルクマンさんともお話させていただき、
今年の大阪アジアン映画祭についてお聞きしましたが
まだ詳細は何ももれて来ていないとのこと。
「今日本で一番面白い映画祭」と言われていました。
やはりアジア映画に造詣の深い
暉峻創三(てるおかそうぞう)氏が
プログラミング・ディレクターになったことが
大きいようです。凄い方だったのですね(笑)。
今年も期待していい感じでしょうか。
3月8日〜17日です。
そして映画塾での香港映画『ジョニー・トー特集』も
「やる!」と確約していただきました。楽しみです!
テーマごとに発行されてた凝ったパンフレットたち。
映画館などで手に入れていました。
その回で放送される映画の解説はもちろん、
デザインもいいし、ここまで凝ったモノを作っていたなんて
作り手の方々の愛を感じます。
毎回テーマで5〜7本の映画が放送されていましたが
今見ると、見る機会の少ない昔の日本映画など、
貴重な作品や面白い作品が放映されてましたね。
また再開してほしいです。