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月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi

『きっと、うまくいく』上映延長中!

久しぶりのUPで気がつけば6月。
ひどいノドの風邪にやられて
仕事をするので精一杯、
しばらく気力も体力も低下しておりました。
途中ほぼ声が出ない日が3日ほど。
「ヤバいかな」と思ったらやっぱり。
無理はイカンと思いながら、
楽しそうな事が目の前にあるとついつい身体が・・・・。
でも今回はしばらく大人しくしていようと思った次第。

そんな風邪ひきの前に、楽しみにしていた
『ボリウッド4』最後の1本『きっと、うまくいく』を見て
『オーム・シャンティ・オーム』から始まった
スタンプラリーもゴールを迎えました。
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そしてもらえた「エアインディア」のキャラクター
「マハラジャくん」のストラップ。
マッチ箱風の小箱に入っています。

『きっと、うまくいく』は、前評判通り後味サイコーで
気持ちのいい愛すべき1本でした。
インドの名門工科大学に入学した3人の落ちこぼれ
(正しくはそうではないんだけど、学校の規律の中では
はみ出している)学生の友情と青春の物語と、
そして同時進行する10年後の彼らのその後の話。

アーミル・カーン演じる、頭はいいのだがマイペースで
学校のやり方や考え方に疑問をもっていて
ユニークな発想で行動するランチョーと、
その行動と愛すべき人柄に惹かれて、一緒にいるようになる
実は動物写真家になりたいファル・ハーンと、
常に自信のないラージューの3バカトリオのやることなす事は、
常に学長(DONシリーズでの悪役ワルダーンと同じ役者とは
思えない!)の怒りをかいます。
インドの厳しい学歴社会の中で、不器用に生きる3人を通して、
生きる上で本当に大切な事、何を選んで学ぶべきなのかが
描かれています。

この映画もやはり景色が美しく、
おバカな笑い、ほっこりな笑いあり、
涙あり歌ありでテンポもよく、
終盤のサプライズな展開でワクワク感は最高潮!
ヒロインの、学長の医者志望の娘は
カリーナ・カプールが演じていたのですが、
今回はじめて「可愛い!」と思いました。
あと、ラージューのお父さんがバイクで運ばれるシーンは
悪いけど笑いが止まりませんでした。

とにかくインド映画の枠をこえてオススメできる作品です。
食わず嫌いにならず、気になったらぜひ劇場へ。
上映期間も延長されているようで
大阪は「ガーデンシネマ」「シネマート心斎橋」ともに
6月21日までの上映が決定しています!
『きっと、うまくいく』上映延長中!_a0106409_15355826.jpg

by sugisugi26 | 2013-06-09 15:39 | インド映画 | Comments(0)