あっという間にソメイヨシノが散ってしまい、今年の花見シーズンも終わりつつあった先週末
ずっと行ってみたかった
京都の『アサヒビール(←私含めサントリーと思ってる人多し)大山崎山荘美術館』に
行ってきました。庭には色んな種類の桜があって長く花見が楽しめるという事もあったので。
上着もいらないくらいのいいお天気。
私は阪急京都線の「大山崎」駅から行ったのですが、
そこから5分ほどのJR「山崎」駅はこんなレトロでかわいらしい駅舎。
結構傾斜のきつい山道を駅から10分ほど歩くと美術館に着きます。
無料の送迎バスも出ています。
新緑と合わさってどっしり重厚な山荘の建物が静かに佇む様子は
落ち着きがあってほっとさせてくれます。素敵。
元々は大正〜昭和初期に実業家の加賀正太郎氏が自ら設計された別荘だった建物で、
平成に入り取り壊しの危機にあったところ、京都府・大山崎町・縁のあったアサヒビールが
1996年に『アサヒビール 大山崎美術館』として復活させたそうです。
「登録有形文化財」になっています。
今年は美術館20周年にあたり、その記念展示を開催中でした。
主な収蔵品は現アサヒビールの初代社長、山本爲三郎氏のコレクションだそうで、
その中の代表的な美術品が公開されています。
モネの『睡蓮』や、パウル・クレー、ピカソやドガにゴッホ、
ミロやシャガールにモディリアーニ、錚々たるアーティスト達の作品を
これまたそれに負けないぐらいの存在感ある建物の中で鑑賞できる贅沢。
民芸作品も多くあり、私の好きな濱田庄司や、
バーナード・リーチの陶芸作品も展示されていました。
華やかなステンドグラスや、重厚で品のある室内はもちろん、
庭や、テラスから見る景色も素晴らしかったです。
季節が変わるたびに訪れたい場所です。
阪急で二駅京都側の「長岡天神」駅に行ったのですが、そこで買ったお土産。
このあたりは「たけのこ」の産地の様で、今がシーズン。
左の「竹の子最中」はあんの中に甘い甘露煮にした竹の子入り!
形がカワイイので買おうとした私は一瞬ひるみましたが
甘いけど竹の子の香りは感じるしシャキっとした歯ごたえがあって結構な存在感。
でも不思議と違和感はなし。皮も香ばしいいい香りで美味いしかったです。
「ポンポン山」は栗入りのみかさで、
生地に醤油が入ってる様で甘じょっぱいのがオリジナルな感じ。
ポンポン山ってのは大阪と京都の境にある山の通称です。
頂上に近づくと足音がポンポン響く山らしいです。ホントに?
最中って、皮がくっついて水分持って行かれるし地味だし、あんこみっちり過ぎで
苦手な方の和菓子でしたが、最近形が可愛くて小ぶりな食べやすい大きさのものも
多く見かけて俄然興味が出てきました。
この竹の子も立体感あって可愛らし〜!可愛い立体モノに弱いのです。