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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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『イケフェス2016』で大阪倶楽部へ

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『イケフェス』本番をUPするまでにとある準備期間に入ってしまい
今頃になってしまいましたが、ようやく『イケフェス』本番のお話です。
イベントの間、自由に見学できる建築物もたくさんありますが、
ガイドツアーなど、事前予約が必要な施設もあります。
毎回かなりな応募数で抽選となりますが、これがなかなか当たらない。
去年は友人と応募して全部落選。
今回は初めてこの『大阪倶楽部』(1924年建設)のガイドツアーに当選しました。
11/5午前中の2回の見学で、1回30名です。ラッキー!
ここもず〜っと以前から、前を通っては気になりまくっていたビルです。

ガイドツアーは朝10:00からで20分前からの受付。
淀屋橋のODONAからほど近く。
どっしりと存在感のある立派な「登録有形文化財」の建物で、
大阪発の男性限定の社交倶楽部『大阪倶楽部』の会館になります。
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味のある素焼きタイルが素敵な外観をしばし見学。
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出そうとしてもなかなか出せない経年の美しさです。
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彫りの深い彫刻も時間を経て味わい深く・・・。
初代の建物は1922年に1度火事で焼けており
今の建物は1924年に建てられた2代目。
関東大震災の経験から耐震構造を強化して設計されたそうです。
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普段は基本会員しか入ることのできない中へ入ります
(最近はホールでのコンサートや公開見学会も催されているようです)。

玄関ホール正面に泉盤があり、壁面には邪鬼が。
この邪鬼の目は翡翠で、戦後GHQに接収された時に持って行かれて
しまったのですが、その後会員の寄付によって復元されたそうです。
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天井の照明も品があります。
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床は市松模様の大理石。
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3階の会議室で30分ほど係の方の解説があり、その後館内見学。
会議室の天井には特徴となる梁とここでは2本垂れ下がった「ハンチ」と
呼ばれる装飾が。各部屋で違ったデザインになっています。
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詳しい資料も配布され、2チームに分かれて解説つきの見学。
ここは外から見ても特徴的な階段のステンドグラス。
絵の部分が経年で内側に膨らんできています。
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窓の横には窓の鉄製扉を開閉する時に操作するBOXがあります。
この鉄製扉のおかげで戦火に耐えることができたそうです。
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1・2階は会員限定の場所。この日も会員の方がくつろがれていました。
今の会員の平均年齢は70代。現役を退かれた方々の遊技場という感じ。
1階の囲碁・将棋室。ずらりと囲碁盤が並んだ眺めは壮観。
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こちらは撞球室。ヨーロッパ発の紳士のたしなみってやつでしょうか。
横に、酒場・喫茶室も設けられています。
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渋い照明。
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2階の食堂。小磯良平などの名画が飾られ落ち着いた雰囲気。
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寄木の食堂の床。
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「電話室」っていいですね。
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会議室の扉。
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4階大ホール。この日は午後からのコンサートの為にリハーサル中でした。
こんな雰囲気の中で聴けるのは嬉しいですね。
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建物はもちろん素晴らしいのですが、何より館内に漂う時代の空気と
浮世から離れた独特の雰囲気が堪能できました。
大阪倶楽部のホームページもあります。
さて次は急いで西長堀へ。
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by sugisugi26 | 2016-11-20 12:08 | 街歩き | Comments(0)