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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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今だから『この世界の片隅に』

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早いもので1月も半分終わってしまいました。
まだ半分くらいしかエンジンかかってないのに・・・(遅!)。
毎度スロースターターの私。

さて、今年の私の初映画は、昨年から行こう行こうと思っていた
日本のアニメ『この世界の片隅に』でした。
公開前に雑誌『キネマ旬報』の記事で、
当時の生活をリアルに蘇らせて、人々は戦争が日常だった中でも
楽しみや小さな幸せを見出して日々を生きていた・・・そんな日常を描きたかった
との監督さんの意図と、そういう映画が公開されることを知り、
戦争の記憶が薄くなり、激しい感情や言葉のぶつかり合いが目立って
きなくささを感じる昨今・・・今だからこそ見る作品なのではと感じたのもありますが
絵柄の可愛らしさや優しさに惹かれた事もあります。
アニメ作品は、ビジュアルが好みかも大きく分かれるところですから。

戦争前後の広島・呉を舞台に生きる女性、すずさんを中心に描かれる物語です。
戦争の映画だしと、ちょっと気合いを入れて行きましたが
絵柄もコトリンゴさんの音楽ものほほんと優しく、
微笑ましく楽しいエピソードもたくさんあり
全編悲惨さはあまり感じず、穏やかに見ることができました。
でもやはり、戦争終盤空襲が激しくなりそこから原爆投下までのシーンは
胸が詰まる思いでした。
そんな現実を乗り越えて、生き続けて行くすずさんたち。

自分の祖父母含め、あの時代を生きた人達に敬意を表したくなるような
そんな作品。前向きで明るい生きるパワーを感じました。
そしてそれは、どんな時代でも、戦争中でなくても共通することで、
小さくとも自分にとっての幸せはどんな環境でもどんな時でも、
手を伸ばせば掴む事ができる!という希望につながる気がします。
小さな優しさを大切にしたい・・・平和を願う2017年です。
上映館が増えているのは嬉しいことです。


by sugisugi26 | 2017-01-15 16:23 | 日本映画 | Comments(0)