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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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OAFF2018にて『仕立屋 サイゴンを生きる』

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9日から大阪アジアン映画祭が始まりました。
今年は台湾・ベトナム・インド・タイの4作品を見る予定です。

1本目はベトナムの『仕立屋 サイゴンを生きる』。
アオザイがテーマというのと、出ていたレトロテイスト漂う画像に惹かれて
見ることを即決した1本です。
邦題を見ると、まるで「厳しい時代を生き抜いたサイゴンの仕立屋の一生・・・」な
ずっしりと重量感のある作品を想像しますが、全然(てことはないですが)違ってて
もっと軽やかで、笑ってホロリのハートウォーミングコメディ。
しかも60年代を生きているヒロインが2017年のサイゴンで大活躍!と言う事で、
ファンタジー要素もあります。
現地ポスターもレトロチックでかなりツボ。期待が膨らみます。
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結果、カラフルでファッショナブルで可愛くて、
笑いもあれば、感動もあり、とっても楽しい娯楽作品でした。
テンポもバランスも後味も良くて、テーマもベトナムならではで、好きなタイプ。
なかなか映画を見る事のない国の、
こういう軽めの娯楽作品との出会いは貴重だと思いますので、
これからも大阪アジアン映画祭に期待していところです。

ストーリーは、サイゴンで長くアオザイの仕立てで名をなしているタン・ヌー家が舞台。
母の後を継ぐべきのヒロイン、ニュイは伝統のアオザイが嫌いで
洋服のデザイナーを目指し、母には反抗ばかり。ついには自分の洋服の店を出すと言い出し、
母は一計を案じる。そんな時ある事がきっかけで、ニュイが2017年にタイムスリップし、
思いもよらぬタン・ヌー家の状況に衝撃を受け、その時代で奮闘する事になるのだが・・・。
こういうファンタジーものは、ノリについていけないとしらけてしまったり
アイデアだけが空回りになってしまう事もありますが
その点、この映画では細かい事はあまり気にならず、過去と現代のつながりもわりと良く
できていて、うまく見せてくれていると思いました。
登場人物もキャラ立ちしてて面白かったし。
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この映画のおかげで、ベトナムではアオザイの人気が復活したとか。
劇中、ちょっとしたミュージカル的なシーンもあったり、
オープニングやエンディングも仕掛けがあって凝っていたり、
ブルーレイが出たらぜひ手元に置いておきたい、そんな愛すべき映画でした。
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by sugisugi26 | 2018-03-12 22:17 | アジア映画 | Comments(0)