1週間前のことになってしまいましたが・・・
予告しておりました梅田グランフロント、ナレッジシアターでの
『大阪韓国映画祭』に行ってきました。
が、悲しくも目玉だったファン・ジョンミンのトークショーは
ハズレてしまい、がっくり。
まぁ、それでも今回の特集上映で未見だった1本
『ヒマラヤ』は当たったので、映画は楽しめましたし、
現場の熱気は感じることができました。
多分、今回は彼への愛が足りなかったのでしょう。
噂によると350ほどの定員に対して5000人の応募があったとか。すごっ!!
ネットにUPされていた画像を見たら、スーツ姿でシュッとした感じでした。
豪快な投げキッスをしてはりました。
17日ファン・ジョンミン特集当日行ってみると
ファンからのお花が届いていました。
本当に来られるんですね〜。
当たった人羨ましい・・・。
さて気を取り直して『ヒマラヤ』鑑賞です。
整理番号が200番台だったので、のんびり呼ばれるのを待ちました。
1人だったので、真ん中左よりの見やすい場所に座れました。
数年前の公開時は気になりつつも、それほど興味は湧いていなかったのですが、
めっちゃ良かったです。笑いもありつつ、人間ドラマがよくできているので
登山にそれほど興味はなくても十分感情移入できてグッときました。
ファン・ジョンミン演じる有名登山家オムは、足の怪我の悪化で引退後、
仲の良かった後輩ムテクがエベレストで下山中に遭難死した事をうけ、
まだエベレストに残されているムテクの遺体を収容し、つれ戻すために
再び山に登る事を決意する。
その思いに、以前の登山仲間も賛同し協力してくれる事になるが
天候の悪化などの過酷な状況の中で、様々な人間模様と葛藤が生まれる・・・。
過酷な登山シーンの迫力ある映像も良かったですし、
登山家として、隊長として能力があるオムも、
夫や父としては難ありだったり、自分本意なワンマンな部分も多少あって
隊員が不満を感じていたりで、リアルな人間くささがあるのが好感が持てました。
それも鼻につきすぎず、いいバランスで描かれていて、
ラストシーンの感動につながりました。
ファン・ジョンミンの演じた中でも、かなり好きな役でした。
翌18日、ロビーには前日のファン・ジョンミンのサインがありました。
この日は『辺山(ピョンサン)』鑑賞。
これはファン・ジョンミン作品ではなく、今年夏に韓国で公開された作品です。
嫌な思い出の多い故郷「辺山」からソウルに出てきて
ラッパーを目指して、オーディション番組に何度もチャレンジするハクスだが
ある日元同級生から父が倒れたとの連絡が入り、
渋々ながら数年ぶりに故郷に戻り、病院で長年仲違いしているヤクザの父と再会する。
結局父の病状は心配するほどのものではなかった様だったが、
学生時代の同級生や知り合いにも再会する事で、過去の出来事を思い出し
向き合って、決着をつける事になる。
特に実家から出てきた経験がある人(私も)には、
共感できるだろうエピソードもあったり、
少し時間的に長いと感じる部分もありましたが、楽しめる青春映画でした。
主演のハシクを演じたパク・ジョンミンは、
本当にラッパーかと思うくらいラップシーンはカッコ良かったです。
普段はなんだかたよりない感じのダメ感漂うハシクなので
ギャップがあって魅力的でした。
エンドロールでの出演者達のちょっとダサいダンスも微笑ましくて楽しかったです。
今年はトークショーはハズしましたが、それでも映画は楽しませていただきました。
来年の開催も期待しています!