中華キャラもの2連発!
ハリウッドはドリームワークスの中華テイストたっぷりのカンフーアニメ。
主役のパンダがアメリカンテイストであんまり可愛くないし、
どうなんだろうって思っていましたが、
しっかり作られた世界観(海外から見た中国テイストですが
キテレツな感じはなくてきちんと調べて丁寧に作られてる感じ)がツボに入り、
魂が入って生き生きと動くキャラクターを見るとコレはコレでなかなか魅力的!
どこまでも、おちゃらけキャラのパンダもいいやつだし、
笑えるシーンや激しいファイトシーン、感動シーンのバランスも良くて楽しめました。
子供も大喜びって感じです。
エンドロールが出ても席は最後まで立たないように!
オープニングのドリームワークスの月で男の子が釣りしてるマークも中華風で、
とことん徹底していますヨ。
なぜか中国では上映禁止だとか。
パンダがおちゃらけてるのがダメなのか・・・?よく分からないです。もったいない。
しかし・・・ドリームワークスのアニメってピクサーと比べると、
楽しませようとするあまり、微妙に動きがうるさいというか、
やりすぎって感じることがあるんですが・・・私だけ・・・?
そしてもう1本、こちらは正真正銘のメイドインチャイナなキャラ「ナナちゃん」が
大活躍の『ミラクル7号』。
こちらも「チャウ・シンチーのSFって・・・しかも涙するって・・・」と
かなり懐疑的でしたが、これが思いのほか良くて、もう1回見てもいいぐらい。
すでに終わった劇場もあり残念なのですが、
作品的には『少林サッカー』『カンフーハッスル』より好きです。
シンチーは三歩引いた感じでおとなしいし、わりとまっとうなお父さん役で、
そういう意味では寂しい気はしますが、それを補って余り有る、
子役のシュー・チァオちゃんと宇宙から来たナナちゃんの魅力!!
男の子役を女の子がやってるのですが、どう見ても男の子だし
(来日時は、髪も伸びて女の子になってましたが)、
表情豊かでかわいらしく、超ビンボーな役なのに悲愴感がないのがいい!
表情や動きが若き日のシンチーにそっくりで、笑えます!
ナナちゃんも、写真では「手抜きか?」って思える見た目でしたが
映画の中で動くとなんとも愛らしく、けなげで憎めないキャラなのです。
1家に1匹って感じで・・・。
笑うより、不覚にも涙してしまった『ミラクル7号』なのでした。
>ドリームワークスのアニメってピクサーと比べると、
楽しませようとするあまり、微妙に動きがうるさいというか、・・・私もです・・・。
機会があればぜひご覧下さい。
い〜んですよ!意外に。大爆笑なシンチー映画を期待すると裏切られますけど・・・。
危うく食わずギライで終わるところでした。
>ドリームワークスのアニメ
やっぱりそう思われますか?!おもしろいけど、
そこが、たまに「イラッ!」とさせられるんです。
「カンフーパンダ」もしかりですが、ストーリーがすごくオーソドックスなカンフー修行もので、しっかりと世界が作られてるのが
好感持てました。近いうちにもう1度見に行きます!