『スラムドッグ$ミリオネア』
そんな中、期待満々ふくらんだところでの『スラムドッグ$ミリオネア』!
ようやく日曜日に満席の劇場で見て来ました。
公開されたばかりのこの週末は、さすがにどこも満員御礼だったようで、
嬉しい限り。
限りなくインド映画に近いイギリス映画ということで、
早くからインド映画ファンの間でも盛り上がっていまして、
私もアカデミー賞8部門受賞した時は、
まるでインド映画が受賞したような気になりました。
そして映画・・・凄く良かったです!
ストーリー・映像・音楽・・・全てにパワーがあふれている映画でした。
スラムの描写は、自国ではけして描かない、
きっと外国人ならではの描写なのでしょうが、
けして暗く絶望的なだけではなく、そんな中でのキラキラしたものや
希望やユーモアも描かれていたと思います。
前半の子供達がとても可愛くて・・・!
ただ生きるのでさえつらいような状況でも、
この様な美しくて強いものが存在して、
そして花開く時があるんだなと感動しました。えー話!
かと言って語り口がウエットになりすぎず、疾走感あるカッコいい映像と
A・R・ラフマーンの音楽とともに、カラっと気持ち良く描かれていたところが
何より良かったと思います。
色々なところでダニー・ボイル監督が、
ムンバイにはまったという話をしていますが、
インドへの深い愛を感じました。
次回作もムンバイを舞台にした作品だそうです。
さて、原作『ぼくと1ルピーの神様』を読まなければ・・・!
やっぱりスラムドック・・良かったんだね!早くみたいわぁ♪
濃い映画を立て続けに見て、刺激的でしたよ!
『スラムドッグ〜』私はとても楽しめましたが、
本を先に読んでいるとまた印象が違う様です。
でも原作も評判良いので楽しみ!
劇場は画面の大きいなんばパークスシネマがオススメです。