『チェイサー』
見たいような見たくないような・・・いやいややっぱり見たい!!と複雑な思いで待ちに待っていた韓国映画『チェイサー』を見て来ました。
おもしろそうに感じたものの、猟奇殺人事件を扱ったかなりハードな作品だったので、小心者の私は予告編だけでも心臓バクバク・・・。それでもどうしても見たかったのは去年韓国で公開された時の評価が高く、若い監督の長編第一作目で、出演者も地味で低予算で制限付きの公開ながら、大ヒットしたという事実。韓国の映画賞も多数受賞しています。
猟奇殺人事件の犯人とそれを追う男、そして警察。それぞれのスレ違いにイライラはらはらさせられながら、のめり込みました。おもしろかったです。緻密でよくできた作品。
韓国映画ならではのチカラ技で、正直、ここまでやるか?!な展開は衝撃的・・・。
少々キツめで何回も見れる映画じゃないですが、
心をわしづかみされてぬけられない・・・そんな作品が
韓国映画には多い気がします(中にはキツいだけのもありますが・・・)。
『ペパーミントキャンディー』『殺人の追憶』『オールドボーイ』『シークレットサンシャイン』など、濃い〜ですが、好きな映画です。
それぐらい、評価内容が同じで驚きました。
「キツイけど、見ておくべし」。
うーん、なかなか気が進まないけど、何かの機会に見れるよう、
心にメモしておきますφ(..)
お〜!「meets」の方とかなり感覚が近かったのでしょうか。
ちょっと嬉しいです!
機会がありましたらぜひ!
こういうのはDVDより、やはり劇場で見るのがいいかと思います。
単なる衝撃的な内容や、見せ方や、ビジュアル「だけ」というのは
好きじゃないですし、苦手ですが、
それ以上に強烈な何かが心に残る作品というのがあるんですよね。
一瞬見るのを躊躇してしまいますが、見た後の充実感はズッシリです。
誰にでもオススメできるわけではありませんが・・・。