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レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
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カテゴリ:アート( 43 )

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以前、中国陶磁展の時にちらりとご紹介していました東洋陶磁美術館の
『唐代 胡人俑(こじんよう)』展、
行った人から面白かったという話を聞いて行ってきました。
西安の凛々しい等身大兵士の姿をかたどった兵馬俑は有名ですが、
こちらも同じく有力者の墓に収められた陶製の副葬品なのですが、全く見た目は違います。
かなりユーモラス。

胡人(こじん)とは中央アジアを拠点に活躍したソグド人をはじめとした異民族で
中国人とも積極的に交流し、中国文化にも大きな影響を与えた人々だそうです。
東西の交流が盛んだった場所なんですね。
見た目はアジア人とは異なる、彫りが深いエキゾチックな風貌で、
唐の時代の墓にはしばしば様々な胡人を表した陶製人形が収められたそうです。
今回の展示品は2001年に甘粛省慶城県で発見された唐時代(618-907)の
穆泰(ぼくたい)墓(730年)から出土した胡人俑です。

今回もフラッシュをたかなければ撮影は自由とのこと。
今回の展示のチラシやポスターにもなって脚光を浴びている
ヒョウ皮パンツで自慢げに立つ男性。
思わずセリフをつけたくなってしまいますが、
実際は自慢げなポーズでも、歌い上げているわけでもなく、
この手には馬やラクダの手綱が握られていたようです。
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こんな風にもともとはラクダ等とセットなんですね。
さすがに身近な動物でしっかり観察されてるのでしょう、
ラクダや馬もフォルムがリアルで生き生きしています。
人物にしても衣服の感じや顔の凹凸や表情が細かい!
ユーモラスで見ていて楽しいです。
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そして一番強烈な個性の持ち主がこのお方。
ワイルド!というか、その胸。男ですよね・・・って。
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一転女性はいかにも東洋的な顔立ちの人形がほとんどでした。
目鼻立くっきりの華やかな美人はいなかったのでしょうかね。
おかめのような下ぶくれ顔多し。
男装の麗人という人形も多かったです。
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こんな感じで様々なルックスと表情、職業の胡人俑(こじんよう)を
ツッコミながら楽しむことができました。
こんな人形達と墓に眠っていた人はどんな気分だったんでしょうね。
この世の賑やかさに包まれているから、暗い場所に一人でも寂しくなかったのかも。
3月25日(日)までです。


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by sugisugi26 | 2018-02-11 22:50 | アート | Comments(0)
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あれよあれよと言う間に、今年もあと1週間ほど。
そしてやって来ました、メリークリスマス!
いつもクリスマスシーズンはお菓子の可愛いパッケージや、ディスプレイ、
イルミネーションなど、楽しみな事は色々ありますが、
ポップアップのクリスマスカードも見るのが楽しみなのです。
年々、複雑で凝ったカードが増えていますが、
そこまで凝りすぎでなくシンプルで、ワクワクっと気分が盛り上がるものに惹かれます。

今年はこの立体カード。
街中のスケート場でミッキー達がスケートをしています。
他にもスヌーピーなどのキャラがありましたが、別にミッキー好きではないものの
これはカラフルで、楽しいシチュエーションのイラストに心掴まれました。
ちなみにディズニーキャラは、黒目だけのクラシックタイプが好きです。
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元は完全に折りたたまれていますが底から持ち上げるとあっという間に
簡単に立体になります。構造もそれほど複雑に思えないのにスゴイ!
存在感のあるクリスマスディスプレイとして飾る事ができます。
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そして数年前に一目惚れして買ったカードをきっかけに知った
イラストレーター、ハタノユッコさんのカード。
ちょっとノスタルジックでコミカルなイラストが魅力です。
今年はシリーズで新作が出ていたのでまとめ買い。
サンタを待つ子供達が待つ可愛いおうち。家の中まで凝っています。
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おもちゃ屋さんバージョン。
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こちらはサンタさんのおうち。家の中にぶたがいるのがなんだか笑えます。
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こちらはお菓子のおうち。
全部並べると街の様になりますね。楽しい!
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数年前のハタノユッコさんのカードがコレ。
より細かいイラストで、おしゃれでふんわり漂う昭和なレトロ感。
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店内は、立体的でこ〜んなに楽しいデパートになっています。
すっかり惚れ込んでしまい即買いでした。
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そしてこちらも自慢の一品。この3年ほどクリスマスに飾っているのがこのカード。
一見シンプル過ぎて「ふ〜ん・・・」て感じなのですが。
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開くとこんな感じ。
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立体的なツリーが現れます!ツリー自体も複雑に組まれていて
いったいどうなってんの?!
私のぼんやり頭ではさっぱりわかりませんが、よくよく見たら
超絶技巧のポップアップ絵本『不思議の国のアリス』などで知られる
ロバート・サブダさんのカードでした。さすが。

アナログ的に平面が立体的になるポップアップ絵本やカード、ワクワクしますね〜。
自分でも作ってみたいと思っています(カンタンなやつ・・・ね)。
ではでは良いクリスマスを!
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by sugisugi26 | 2017-12-24 13:19 | アート | Comments(0)
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今年の高島屋は、イラストレーターたむらしげるさんのクリスマスです。
学生の頃から大好きなイラストレーターの一人ですが、
ここ数年は熱心に活動をチェックしたりする事もなくと言う感じでした。

ですが今年はtwitterなどで最新情報をチェックしてみると
未だ色々活動されていて、またまた熱が戻ってきた感じです。
最近東京では個展もされていて、とってもとっても行きたかったのですが
それもかなわずしゅんとしていたら、この高島屋でのクリスマスの情報。
難波の高島屋まで行ってきました。

1階の正面入り口入ったところには、大きく立体的で動いている大型ディスプレイが!
ドリーミーでスペイシーでとにかく楽しい!!
たむら作品でおなじみの土星やランスロットやスターヘッド、
そしてサンタのキャラが大集合。サンタのそりがくるくると回っていました。
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人が寝静まった夜の世界で動く、宇宙や星や異世界の独特のムードが楽しいたむらさんの世界。
大人も子供もワクワクできるクリスマスにはぴったりだと思います。
外のショーウインドーもたむらさんワールド。闇の中でキラキラ輝いていました。
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今回は紙袋もこのデザインで展開されているとのことだったので
もらう気満々で行ったものの、店内に持ってる人がほとんどいなくて
たまに見かけても2、3人。
通常のデザインの紙袋を持ってる人の方が圧倒的に多いじゃないですか。

これは、もらえる売り場を把握した上で買い物しないと意味がないなと、
デパ地下をぐるぐる回りながら、お客さんと売り場をじ〜っくりチェック。
かなり目つきの怪しい挙動不審な女だったかと思いますが、
こういう時の集中力と粘りはある私。

と、クリスマスギフトを購入した人に、クリスマスの紙袋を渡している店を発見!
その店『ヨックモック』でクリスマスのパッケージに入ったお菓子を購入し、
無事紙袋をゲットしました!
お渡し用にともう一枚きれいなものも入れてもらえたし来たかいありました。
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今年出た絵本『よるのおと』も久しぶりに購入したたむら作品です。
絵本もいいですが、ほのぼのとしたコミックも大好き。
たむらさんの作品には、私の好きな「夜」と「宇宙」が詰まっています。
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袋欲しさに、手頃だったので買った『ヨックモック』の
「クリスマス ピエ オゥ ショコラブラン」ですが
よくよくみたら(失礼!)、かなり素敵なパッケージで、得した気分でした。
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by sugisugi26 | 2017-12-21 22:57 | アート | Comments(0)
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鮮やかなピンクのポスターに惹かれて
大阪中之島にある東洋陶磁美術館での『中国陶磁』展の最終日に行ってきました。
まだまだやってるしと思っていたらいつの間にか最終日。
しかも閉館まで2時間切ってようやく現地、
急ぎ足で美術館入り口に向かっていたら、
中から出てきた年配の女性から声をかけられ、
余っている招待券をいただけたというラッキー!最終もいいことありますね。
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東洋陶磁美術館は派手さはないものの、落ち着きがあって大好きな美術館です。
展示も毎回質がいいものをやっているイメージがあります。
館内からの川が見える景色も気持ち良くてリラックス。

今回は美術品コレクター伊勢彦信氏の中国陶磁コレクションを紹介する国際巡回展で、
パリの国立ギメ東洋美術館で開催された展示の帰国展とのこと。
フラッシュをたかなければ写真撮影もOKとのことで、
気に入った作品を撮影したり、じっくり閉館まで楽しみました。
縁起物が色鮮やかに描かれている作品に心惹かれました。
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東洋陶磁美術館は毎回ポスターデザインも品良く凝っていて素敵なのです。
ちなみに次回からはコレ。
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「ぷっ」と笑ってしまいそうな(ヒョウ柄パンツだし!)、
このユーモラスな人形は唐の時代の墓から出土した胡人俑(こじんよう)と呼ばれる
中央アジアを拠点に活躍した異民族を表した陶製人形だそう。
12/16からです。

美術館を出たら、御堂筋は恒例のライトアップ中でした。
クリスマスですね〜。
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by sugisugi26 | 2017-12-06 22:07 | アート | Comments(0)

山本まもるさんの個展へ

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この3連休は台風に翻弄されましたが、幸い大阪はたいした影響はなく通り過ぎて行きました。
17日は嵐になるかと思い、無理して予定を16日に詰め込んで、
大好きなイラストレーター山本まもるさんの個展に行ってきました。
この度、ボローニャ国際絵本展で入賞され、それに合わせての個展開催だそう。

夙川のギャラリーSHIMAで個展、
そして歩いて30分ほどの大谷美術館でのボローニャ国際絵本原画展と
関西のファンには嬉しいハシゴ鑑賞のチャンスでした。
山本さんのイラストは、ご覧のようなPOPでキュートで
チャッピリ毒も感じるキャラと色彩とレトロ感が魅力。
最近は絵本も出されています。

私が山本さんの作品と出会ったのは数年前。
ロフトで見かけた可愛いポップアップのポストカード。一目惚れ。
でも作者の名前はなかったので詳しい事は分からずそのまま・・・。
その後ネットで見かけた、このトップ画像にある女の子、
「ペロずきんちゃん」とその作者山本まもるさんの事を知り気に入っていたのですが、
あのポストカードの作者と分かったのがこの1年以内。
と思っていたら、毎年見に行っているボローニャ国際絵本展で作品が展示される事を知り、
そして行こうと思っていたこの週末に個展も開催されていてと、縁を感じ馳せ参じました。
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雨の中道に迷いながらもギャラリーSHIMAに行くと、山本まもるさんがいらっしゃいました。
人が少ない時間だったので、お話させていただけラッキーでした。
穏やかでアーティスティックな雰囲気漂っていましたが親しみやすい話ぶり。
1000円で似顔絵を描いていただけるとの事でさっそくお願いしました。
色鉛筆とペンで味のあるタッチで描いていただきました。人前でライブで描ける人に憧れます。
ペロずきんちゃんも入れていただき感激!

出会いのきっかけになったポストカードも売っていたので
その事を話して、「可愛いポストカードですよね」と言ったら
「当時たくさん作り過ぎちゃって、まだ押入れにドンとあります(笑)」との事。
でも今回ボローニャで受賞され、
大谷美術館でも置かれていたので在庫も一気にはける事でしょう。
カラフルで賑やかな展示の中での楽しいひとときでした。トートバッグとポストカードも購入。

その後は大谷美術館でのボローニャ国際絵本原画展で
絵本版のペロずきんちゃんを鑑賞。
イラストに多用されているカラフルなパターンは
東欧デザインから影響だそう。東欧デザインの落ち着いた色合いも
山本さんフィルターを通すとこんなにカラフルに。
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by sugisugi26 | 2017-09-18 22:44 | アート | Comments(0)

『菓子木型の世界』展

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蓮を見た帰りに大阪民芸館で開催されている『菓子木型の世界』を見てきました。
民芸館は地味ながらもいい展示をたびたびやっているし、
万博当時の空気感がどことなく漂っていて、好きな場所なのです。
今回の展示、ずいぶん前に告知は見た記憶はありましたが
全くスルーしていました。
この連休までの開催とのことだったので、見ることができてラッキー!

和菓子屋さんで使われる、落雁や和三盆の干菓子、生菓子などに使われる木型を集めた展示です。
普段は縁の下の力持ち的な存在の型ですが、改めてじっくり見ると、
その彫りの繊細さや力強さ、同じ形がいくつか並んでいるものは、
同じ大きさでいくつも作れるその正確さなどに感動。
木型職人は、和菓子の出来上がりをイメージしながら、完成品とは反転した図柄を
彫りあげなければならず、そこが熟練の技の見せ所。
岡山の高齢の職人さんの実演ビデオが流されていました。

いい型はうまく綺麗に菓子が離れるような形に彫られているそう。
松竹梅や、鶴や亀、鯛(お頭部分や切り身なんてのも)などの縁起物の形や、
レンコンや松茸など野菜の形、家紋など様々な図案、造形があり
見ていてあきませんでした。日本の手仕事、素敵ですね。


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by sugisugi26 | 2017-07-17 13:23 | アート | Comments(0)
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こちらではおなじみ、毎年この時期開催される
大阪は阿波座に本社があるコスメメーカー「株式会社クラブコスメチックス」
文化資料室での展示に行ってきました。
今回は『人によりそう〜中山太陽堂に見る販売促進・営業活動」展と題して
クラブコスメの前身の『中山太陽堂』が創業期(明治30年〜昭和初期)に展開した
販促活動や営業活動を写真や販促物や広告などの印刷物でたどる展示です。
今回は展示物を紹介した小冊子やオリジナルのしおりなどがもらえたり、
モニター展示もあり、内容も充実して来ている感じがします。
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明治〜大正期は各地で博覧会が開催されて、新商品や新技術の発表となっていたそうで
中山太陽堂も特設ブースを作って美容部員を派遣し、
いち早く最新の化粧法や商品をアピールしていたようです。
当時の写真や広告、絵葉書などから、
なかなかお金のかかった展示ぶりを知ることができました。

当時の新聞広告や、懸賞・キャンペーン広告も面白かったです。
いつの時代も人は『景品』『お土産』『報酬』という言葉に弱いという事も実感しましたし。
今の様に色数や写真も限られた中でいかに目を引くかを考えられた
広告デザインや、ノベルティーも楽しめました。
広くはない展示室ですが、ふと時間を遡って当時の空気を感じられる心地いい空間です。
今回の展示は5月31日(日曜休館)までです。
レトロ好きな方はもちろん、ご興味ある方はぜひ一度!
詳細はこちら

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by sugisugi26 | 2017-05-20 15:22 | アート | Comments(0)
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いや〜けっこう不便な場所でした。
4/22・23の二日間、大阪市北区豊崎の印刷屋さん
レトロ印刷JAMさんで開催されていた「紙マーケット」に行ってきました。
以前移転するまでは中崎町にあって、そっちは行ったことがあったのですが
こちらのお店は初めて。

レトロ印刷JAMさんは、
巷のフルカラーのチラシやポスターなどで使うオフセット印刷とは違って
版ズレやムラやカスレなどもアジとして楽しむ
ちょっと懐かしく手作りな風合いの孔版印刷をウリにされており
イラストレーターやデザイナー、手作り作家などクリエイター達にも
人気の印刷屋さんです。

そんな印刷屋さんの倉庫一掃的な紙のセールとのことで行ってきました。
建物に入ったら、ダンボールとクリップがセットになった紙ばさみをとって
好きな紙をはさんで、最後に紙を数えてもらって購入するシステム。
よりどり10枚100円とか、大きい紙でも1枚100円とか良心価格。
あじのあるざら半紙とかこちらではお馴染みの紙も。
お好みの紙を選んで、ノートを作ってもらえるサービスも1冊300円。

本日の戦利品は、あじのあるレトロな風合いの紙10枚と
紙を15枚と表紙を選んでミシンで綴じてもらうノート。
ノートは、パステルカラーの紙に
ミシン糸の色が蛍光のピンクとブルーで可愛く出来上がりました。
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協賛の手紙舎さんなどのお店の雑貨販売やカフェコーナーもあり、
ついつい長居してしまいました。
普段ワークスペースでシルクスクリーンができるんですね。
ちょっと気になります。
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できた時から注目していたので、何度かオーダーした事ありますし
余談ですが入社の面接も受けた事もあります。
人気求人で、かなり狭き門でした。
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by sugisugi26 | 2017-04-25 23:42 | アート | Comments(0)

『松本かつぢの世界展』

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何年ぶりだろうというぐらい久しぶりに宝塚に行ってきました。
手塚治虫記念館で開催していた『松本かつぢの世界展』を見に。
松本かつぢというアーティスト?児童画家?漫画家?イラストレーター?デザイナー?
とにかく多方面に色々なタッチの可愛い作品を発表されていた、
明治生まれで昭和に活躍されていたマルチアーティストを知っている人は
どれほどいるのでしょうか?
中原淳一と人気を二分するほどの人気だったとの事で、
当時を知る人は記憶されているのでしょうが。

私はたまたま、以前こちらでも紹介した『フイチンさん』の作者
上田としこを描いた漫画の中で、彼女の師匠として登場しているのを見て知りました。
そしてその後その絵柄を知るようになって一気にファンに。
この可愛らしさ、たまりません!
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東京にご家族がされてる資料館があるのですが
関西で展示が見られるなんて嬉しいです。
しかもフラッシュ無しなら撮影OK。
代表作の「くるくるクルミちゃん」。時代によって絵柄も変化し、最終形がコレ。
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明治37年神戸に生まれ、昭和3年ごろから抒情画や漫画を連載し、
後には絵本やキャラクターデザインやグッズもデザインされています。
とにかく繊細なペン画や水彩画、
そして単純化されたキャラクターのイラストや絵本、漫画など、
その幅広いタッチと完成度に職人的なモノを感じました。
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時が経っても色褪せない洗練されたタッチとライン、
鮮やかな色使いと愛らしいキャラクター。
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色がとても美しく保存状態が良いので、新しい作品かと思えば
昭和30〜40年代の、自分が生まれる前の作品だったりしてびっくりしてしまいます。
古さを感じさせません。
このホタルの絵はうっとりする美しさでした。
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いわゆる芸術作品ではなく、誰でも手に取る事の出来るモノや
日常的に使うモノを彩るデザインや絵を、マルチに手がける人に憧れます。
松本かつぢさんもそんな人達の一人です。
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どの絵も見ているだけで心が洗われる気持ちになりました。
作品集出してほしいな〜。


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by sugisugi26 | 2017-02-21 23:22 | アート | Comments(0)

オサムグッズのこととか

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今週同僚からオサムグッズの生みの親、
デザイナーでイラストレーターの原田治さんの訃報を聞きました。
ニュースが出たのは先週ですが、昨年11月24日に70歳で亡くなられていたそうです。
昨年秋頃オサムグッズの本が発売されているのを見かけ立ち読みし、久しぶりに意識し、
気にはなっていたのです。

俳優やタレントと違って、作品で名を成している人はその作品が普通に世にあると
作者の存在は普段あまり意識しないので、後々亡くなられた事を知って衝撃を受ける事が多いですね。
ここ数年、好きだったり気になっていたイラストレーターさんの訃報を
だいぶ後になって知るという事が相次ぎ、そのたびにショックを受けています。
例えば、安西水丸さんや森本美由紀さんなど。

中学時代、少し個性的でセンスのある友人が好きだったのがオサムグッズ。
当時はまだ、はやりのサンリオのキャラクターが好きだった私には
スッキリしすぎて物足りなくてイマイチ響かなかったのですが、
初めてその日本のグッズらしからぬ、
可愛いけれどクールなデザインのグッズの存在を知って、ハッとしたのでした。

だいたい私は、周りのセンスがあったり個性的な人たちの影響で
色々知って後追いでハマる事が多いのですが、オサムグッズも然り。
良さをはっきり意識して本気で好きになったのは二十歳前後からでしょうか。
近所のオサムグッズを多く置いていたショップの閉店セールで
一気にグッズを買い占めたことも。
なので未だ未使用のビニールバッグやスタンプなども持っています。
トップの写真は今も現役で使っているランチクロスで、
職場でお弁当食べる時に使っています。

可愛くて、クールでPOPで少しノスタルジックなオサムグッズ。
まだまだこれからもたくさんの人に愛されるでしょうね。
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などと思いを馳せていると、
昨夜はミッフィーの作者、ディック・ブルーナさんの訃報が。これまた衝撃。
小さい頃は『うさこちゃん』の絵本がそばにありました。
ディック・ブルーナ展も行ったな〜。
原田治さんも、ディック・ブルーナさんも、
(恐れ多くも)同じものづくりに関わる者の一人として、刺激を受け続けるでしょうが
単純に、素直に、
「この世界に、ステキなモノをたくさんありがとう!!」という思いです。

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by sugisugi26 | 2017-02-18 15:02 | アート | Comments(0)