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月光旅社 gekkosugi.exblog.jp

レトロでアジアでシネマな日々


by sugi
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214177.jpg
今年も、素敵なパッケージデザインが溢れるバレンタインデーが終了しました。
イオンや阪急百貨店・阪神百貨店のチョコレート売り場を覗きに行きましたが
今年は「缶」入り商品がホント多かったですね。
それも、エンボス加工された凝ったモノも多くて・・・
安くで作れるようになったのでしょうか。
というわけで、購入したモノも全て缶モノとなりました。

まずはメリーチョコレートの
『はじけるキャンディチョコレート』。
昔売ってたはじけるキャンディ『ドンパッチ』ってご存知でしょうか?
口に入れたらパチパチはじける不思議な食感のキャンディですが、
それを彷彿とさせる様なキャンディが練りこまれたカラフルなチョコレートです。
レトロ喫茶をイメージしたチョコだそう。
それぞれの味は箱入りなのですが
アソートは缶入りで、
画像で見た時はそれほど惹かれなかったのですが
実物は予想以上にかわいくて思わず購入してしまいました。
フタにはぷっくりとエンボス加工されたクリームソーダ。
チョコは個人的には微妙でしたが・・・
缶は間違いなくかわいらしいです。

ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214116.jpg
後は、ここ数年、ステキパッケージの多いモロゾフの商品になります。
まずは「まるっとかわいいふるうつ。」のシリーズには驚き。
「どうやって入稿するの?」と思ってしまったこのカタチ。
りんご・もも・いちご・洋なし・オレンジ型の缶に、
それぞれのフルーツを使ったチョコが入っています。
特にリアルだった、りんごを購入。
と言っても写真的リアルではなく、
絵画調のリアルさなのが味があっていいです。
芯の部分も少し立体になっています。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214236.jpg
缶の中にはドライりんごがのった2種類のチョコが5枚。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214246.jpg
こちらもモロゾフ。
ここ数年発売されている人気のブランド『キツネとレモン』。
絵本の様なイラストを生かしたパッケージが乙女心をくすぐります。
紙箱もどれもかわいいのですが、
今年はこちらのぷっくり丸みのある缶にわし摑みされました。
新発売の「白鳥のファンタジア」。
色数を抑えたシンプルなデザイン、フタの繊細な書体などが、
クラシカルな雰囲気を醸し出していて素敵。
1度売り場に行った時は売り切れで、再度足を運びました。
ジャケ買いバレンタイン2024_a0106409_23214253.jpg
そして毎年パッケージデザインが更新されている
モロゾフ『TEA BAR』の丸缶。
今年のデザインも3種類でどれも良かったですが、
このカラーは初めてだったので選びました。
毎年、イメージを変えずに
新しくより良くデザインを更新するのは難しいと思いますが
毎年クオリティーを維持されています。
お気に入りです。
この中身も合わせ、税込600円弱というコスパも素晴らしい。
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いよいよ缶や箱を置くスペースが無くなってきました。

# by sugisugi26 | 2024-02-18 00:37 | ジャケ買い | Comments(0)

2024旧正月

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新年快楽!!
龍年大吉!万事如意!

すでに3日が過ぎましたが・・・
今年も旧正月を迎えました。
明けましておめでとうございます。
2024年も本格スタートです。

旧正月を意識する様になると
気持ち的に2段階かけて新年に移行するので
ちょっと余裕ができる感じです。
とはいえ、さあ、いよいよ腰を上げなければ。

今年の旧正月は連休だったので
久しぶりの友人・頻繁に会う友人、
それぞれと会って喋って食事して、楽しい時間を過ごせました。
いい1年になります様に。

通りかかった神戸の南京町は
通り抜けるのも大変なくらい賑わっていました。
獅子舞をやっていたら見たかったのですが
舞台前を通った時は、演目の合間で何も見られませんでした。残念。

# by sugisugi26 | 2024-02-13 00:13 | 日々つれづれ | Comments(0)
2024年もハッピーに『香港パラダイス』展_a0106409_22472942.jpg
今年もニードルパンチ刺繍で香港をテーマに作品を作られている
竹岡かつみさんの『香港パラダイス』展に行ってきました。
場所は天満橋のギャラリーThe14th.MOONとCENTENNIAL。
今回で3回目。
さらにパワーアップし、お仲間も増えて賑々しく開催されていました。
2024年もハッピーに『香港パラダイス』展_a0106409_22472910.jpg
かわいい香港モチーフがモコモコのニードルパンチ刺繍で彩られ、
カラフルで楽しく弾けた空間を作っていました。
今回は、布に毛糸を打ち付ける「タフティング」で作られた
パンダや香港モチーフのマットなどもありました。

見に来ている方も皆さん、香港が好きな方ばかりのようでした。
竹岡さんご自身も明るくてパワフルな方です。
この日も在廊しておられて、少しお話しさせていただきました。
まさに好きなことが、色んな縁を呼び、
活動の世界を広げられている作家さんです。
2024年もハッピーに『香港パラダイス』展_a0106409_22473004.jpg
香港在住30年という、
ミニチュア作家の大村れい子さんという方の作品も素敵でした。
香港ならではの屋台や、店舗を緻密に再現されています。
スーパーをテーマにした作品では、
並んでいる香港でおなじみの商品パッケージも
1個1個細かく作られていて好きな人にはたまらない世界ですね。
2024年もハッピーに『香港パラダイス』展_a0106409_22473099.jpg
今年の旧正月は2月10日。
そんなおめでたい雰囲気も漂っていました。
2024年もハッピーに『香港パラダイス』展_a0106409_22473033.jpg
竹岡さんのお獅子はとってもかわいくて大好き!
中国のお獅子をかわいく描くのはなかなか難しいのです。
2024年もハッピーに『香港パラダイス』展_a0106409_22553145.jpg
来訪者も多く、盛り上がっていました。
毎回元気がもらえる展示です。
過去2回の様子はこちら↓




# by sugisugi26 | 2024-02-03 00:15 | アジアなイベント | Comments(2)

綿業会館見学会へ(後編)

綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16390875.jpg
大阪本町にある、綿業会館見学会の続きです。
部屋によって、様式、雰囲気がガラッと変わるのがとても贅沢。
建築様式については詳しくはありませんが、
そんな私でも違いははっきりと分かります。

特別室を通ってやって来たのは会議室。
これまでの部屋に比べると、装飾が抑えられて落ち着いた雰囲気です。
床石にはアンモナイトの化石が入っていました。
入り口の扉の上にある大理石の時計が印象的。
一定の時間になると長針が動くとのことで、みんなで動く長針を見守りました。
照明も素敵。

綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16390881.jpg
クラシックな布張りの椅子。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16390796.jpg
落ち着いて話し合いができそうな空間ですね。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16390788.jpg
特徴的な螺旋階段を降りて、地下にあるグリルへ。
着物を着た参加者の方もいらっしゃいました。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16385030.jpg
この螺旋階段ですが
「ドラマ『名建築で昼食を』では村野藤吾氏の設計と解説されていましたが
あれは間違いでした」との訂正がありました。
藤の装飾や優美なカーブ、繊細なデザイン。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16384967.jpg
このグリルは会員と同伴者専用のレストランです。
この日、平日限定で使用できるチケットをいただいたのですが
それを使えばここで食事ができるようです。
ブルー系のモザイク模様が美しい、存在感のあるタイルの壁。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16384915.jpg
一見シンプルに見える壁にも石が埋め込まれていたりします。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16384945.jpg
豪華な1階の会員専用の食堂が見られなかったのは残念でしたが
イベント中のジャズ演奏の音が心地よく響いて、
いい演出になっていました。
また見学の機会があれば・・・
ということで、今回の見学会は約1時間で終了。

長い時を超えて、ほぼ当時の姿と空気感を今に伝えてくれる綿業会館。
想像以上の素晴らしい空間でした。
保存し続けていくのも大変な事だとは思いますが、
長く存在し続けて欲しいと思いました。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16384962.jpg
建物の前の通りには本物のガス灯があるのですが
(本当にガスで灯っているとは知りませんでした)、
ガス代の高騰のため、今実際に火が灯るのは一部だそうです。
せめてそれらは灯り続けますように。
綿業会館見学会へ(後編)_a0106409_16384986.jpg


# by sugisugi26 | 2024-01-28 11:48 | レトロ建物 | Comments(0)

綿業会館見学会へ(前編)

綿業会館見学会へ(前編)_a0106409_16392176.jpg
早いもので1月も後半。
なのですが、2023年のお話をもうしばらく。

12月のハイライトは待望の綿業会館見学会でした。
20代、本町の商社に勤めていた時、同僚が結婚の前撮りで、
綿業会館の中でドレスを着て写っている写真を見たのが
このレトロな建物を知ったきっかけです。

一般には公開されていないので、
定期的に催される見学会や
イケフェスなどのイベント時に見学するしかないのですが
希望者も多いのか、なかなかハードルが高くて・・・。
待ちに待ってのチャンスです。
半年前に申し込むので、2023年は1月から毎月申し込み、
ようやく12月の見学会に当選しました。
でも、この日はイベントがある会員食堂は見られず、
食事付きやお茶付きの見学はなく、建物の見学のみだったので
希望者も少なかったのかもしれません。
綿業会館見学会へ(前編)_a0106409_16385023.jpg
見学会は12月9日(土)の14時スタート。
10分前にきらびやかな玄関ホールに集合です。
すでに多くの参加者が受付を済ませて、
荷物や上着をクロークに預けて準備万端。
ロビーの雰囲気ですでにテンションが上がります。
この日の参加者は50人くらいでしょうか。

担当の男性スタッフの方が丁寧に解説をしてくださいました。
綿業会館は、昭和6年に日本綿業倶楽部の建物として竣工された
戦前からの建物です。設計は渡辺節氏、村野藤吾氏。
東洋紡の当時の専務取締役の岡常夫氏が「繊維業界発展の為に」と寄付された、
今の価値で75億円相当(!)の私財を基に建設されたそうです。
金額を聞くとさらに輝いて見える(笑)シャンデリア。
綿業会館見学会へ(前編)_a0106409_16392114.jpg
まずは3階の談話室へ。
天井が高い!
どっしりとした重厚感があって、
豪華でありながらも落ち着きのある部屋です。
イギリスルネッサンス初期のジャコビアン・スタイルだそう。
まずは皆さん、ドラマ『名建築で昼食を』でも取り上げられていた
泰山タイルの壁に釘付けです。
綿業会館見学会へ(前編)_a0106409_16390879.jpg
1枚1枚微妙な色合いとデザインの違いに見とれる泰山タイル。
素晴らしいです。
泰山タイルとは、京都にあった泰山製陶所で焼かれたタイルの事です。
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建物を戦火から守った、2重の鋼鉄ワイヤー入り耐火ガラス。
窓ガラスだけでなく、将来の冷暖房使用も予測して
建物内に冷暖房設備を設置できる場所を用意するなど、
見た目だけでなく、後々の事まで考え抜かれた
最新の設備を備えた建物だったそうです。
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談話室内にある階段。
優美なアイアンのデザインなど、細かいところまで凝った作りです。
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またガラッと雰囲気が変わって、こちらは貴賓室と呼ばれる特別室。
クイーン・アン・スタイルだそうです。
天井の細かくて立体的な細工に感動します。

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見どころ満載で、
隅々まで見ていたら置いていかれそう。
後編へ続きます。

# by sugisugi26 | 2024-01-21 19:56 | レトロ建物 | Comments(0)